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戦略・戦術

第114話 「千載一遇のチャンス 即時償却制度」

強い会社を築く ビジネス・クリニック

今年の流行語大賞にノミネートされた中に“アベ政治を許さない” というのがあって、私は驚きました。
民主党政権のあのデタラメ経済政策で多くの国民が苦しんだのです。
 
私はアベ政治を大いに評価しています。なぜなら、我々素人の目にも民主党の経済政策は全く駄目でしたね。
 
特に評するのは資産の「一括償却」すなわち、「生産性向上設備投資促進税制」という政策です。
こんな素晴らしい経済施策は千載一遇のチャンスとして利用しない経営者は、もったいないとしかいいようがありません。
 
参考資料
 
clinic114_01.jpg
A型の冷暖房設備、ボイラー設備、省エネ照明など、工場、店舗、事務所は思い切って設備を一新し、旧設備は台帳からも落とせばいいと思うのですが…。
工業会は、必ず購入業者に言えば証明書を出してくれています。
 
効果の高いのはB型の新設の建物、設備、構築物のすべてが即時償却できるのです。
私の指導先では、7億円の新工場、3億円の新店舗、2億円の物流センター等々、次々と実施されました。これらは計画書と経済省の承認が必要です。
これを受けるには書類として設備投資計画書をつくらなくてはならないのです。しかし、いざ進めようとしても投資計画書が作れないのです。
作文が出来ないのです。そして、利益率の5%の垣根があるので、それが不可能と感じるのです。
 
「何%リターンが考えられるの?」
「まー、良いところ3%ですか!」
「プラス2%ぐらい、下駄をはかせなさい!」
 
形式、書式を利益が5%ある計画書を作成すればいいのです。作文です。
形をきちっと整えれば絶対に通るのです。
 
常に思うのですが 中小企業の管理課、社員、顧問税理士が面倒臭がって作成することから逃げようとします。経営者も分らないので 突っ込まないのです。
 
この促進税制も本年3月で終わりです(3月31日までOK)
次年度は50%になりますが、延長してくれませんかね……
 
「即時償却」のことを「顧問税理士」に相談しても「即時償却をしなくても税額控除でもおなじでしょう…」と煙にまかれてウヤムヤになってしまっています。
 
私が常に申し上げている「減価償却のスピード化」すなわち、キャッシュフロー経営(投資を早く回収して回転を上げ、負債を減じて自己資本比率を上げ、使えるお金を常に豊かに)の実現からしても「即時償却」という「投資促進税制」の活用を実行しない経営者はダメ経営者と言われても仕方がないですね。
 
この競争の激しい時代、ライバルと比較しても超先進設備、コンピューターのハード・ソフトの具備、ロボット設備、これらを整備することにより、省力化や女性の戦力化が可能になるのです。

 

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