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第27号 「正しい反省 VS 誤った反省」

米国スポーツ・ビジネスに学ぶ心理学

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
昨年一年を振り返った時、皆さんにとって一体どの様な年だったでしょうか?
そして今年をどんな年にしたいでしょうか?

毎年、私は自分のゴールセティングを行います。
そして昨年達成できたこと、成長した事を確認した上で今年更なる成長のためには何が必要かを考えます。
その時に必要となるのがイメージの力です。
もし昨年を80点と採点した場合、100点にしたければどうすれば良いか?
100点にするには何が起これば100点になったのか?を考えるのです。
ここまで考えないと実は振り返る意味がないのです。


多くの人が昨年を振り返り反省をするのですが、反省の為の反省をしてしまうのです。
反省のための反省には基本的に全く意味がありません。
これは単に自分の自尊心を傷つけるだけです。

昨年、私は光栄にも宮崎キャンプにて読売ジャイアンツで講演を致しました。
講演の中で私は"失敗に対する反省自体には何の意味もない"とお伝えしました。
一体どういう意味でしょう?

考えてみてください。

例えばある選手が守備でエラーをして落ち込んでいると仮定しましょう。
この場合、深く落ち込む事は良い事なのでしょうか?

例えば同じ失敗を2人の選手がした場合、1時間落ち込む選手より1ヶ月落ち込む選手の方が
真剣な選手と言えるでしょうか?

答えはどちらでもありません。一見落ち込む人の方が真剣のように思われがちですが、それは視点自体が
ズレているのです。

ポイントは失敗や反省から何を生み出せるかです。

そのためには"もし100点にしたければどうすれば良いか?"という質問を自分に投げかけ、この質問に対しての
イマージネイションをどの様に働かすかです。

今年が100点と言えるためには何が起こればよいのでしょうか?
皆さんイマージネイションを働かせてみてください。

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