我々、経営者は、正当な理由を申し述べ、販売価格の値上げをお客様にお願いしなければならないでしょう・・
ですから、毎日毎日が「価格維持力」を企業につけるべく、平素から企業努力をするべきであると私は、申し上げているのです。
今、叫ばれている言葉に「知的財産」というのがあります。
発明、品種の特許・実用新案権、ブランド忠誠心たる意匠・商標権、著作権などをより多く持った企業になれと言っているのです。
並外れた技術力を持っている
並外れた独自のサービス力、納期力をもつ
並外れたシステム力を持っているのです。
経済は24時間、365日 動いているにもかかわらず、サービス力、コンサルテイング力(相談力)、正確性、スピード性の欠如している堕落企業がゴマンと発生しています。
平素から、お客様が常にその企業に満足しているかどうかであります。
昨日まで満足していても、今日、満足するとは限らないし、明日は変わっているのです。
『感動』とは、常に顧客の期待値を超える『値打ち』を付けるのです。
見飽きない
食べ飽きない
聞き飽きない
読み飽きない
何回でも読みたい、聞きたい、食べてみたい、着てみたい、使いたい、付き合いたいという売り物が存在することが価格維持なのです。
価格を守り抜く、値上げをしてでも買っていただける価格支配力、プライスリーダーたる企業体質に出来るかどうかなのです。
売るも、買うも「綱引き」であります。
いつもいつも相手に引きずられ、負け勝負をしたくはありません。
「綱引き」に勝てる企業内には、毎日毎日の力を蓄積する挑戦項目があるのです。