ビジネスを生み出す考え方に、3つのポイントがあります。
それは、
1.時間 2.専門化 3.リピート
です。
まずは、「時間」です。
時間を軸にしたビジネスは、時間を短縮するという発想と、もう一つあるのが「時間潰し」のビジネスです。
最近、すごい勢いで低価格化し市場が拡大しているのが、ビデオオンデマンドです。
●アマゾンプライムビデオ 実質0円
●ネットフレックス 702円~
●TUTAYA TV 1008円
●dTV 540円
●Hululu 1007円
と、見放題定額が普及しています。
これと同じようにLCCの飛行機が発達してきている今、確かにこのようなビジネスモあるなと思ったのがシアトルの空港にあった、映画の販売です。スマホにダウンロードする自販機みたいなものです。
ますます時間短縮の便利さの対局に、ますます時間を潰すためのビジネスが出てくるようです。
そして、同じくシアトルの空港にあったのが地図専門店です。地図だけで商売がなり立つんだと思いながら、いろんな地図があったら面白いだろうなと思いました。
しかし、ビジネスを生み出すのに考える「専門化」は人口にすごく左右されます。
人口が多いところでは、専門化は非常に有効です。人口が少ないところでは、非常に難しいです。
銀座の鳩居堂さんは、和文具として繁盛しています。
しかし、これを人口の少ないところでやっても、収益を上げるところまで売上が上がりません。
なので、非常に難しいのです。しかし、今は、ネットがあるので、逆に物販の専門化は地方の方が良いかもしれません。なぜなら、倉庫代が安く付くからです。
そして、アメリカと言えばエンターテイメントです。
これも、時間つぶしビジネスの1つですがエンターテイメントの考え方は、他のビジネスの考え方にも非常に役立ちます。
エンターテイメントで大事な要素は、「リピート」です。リピートはどんなビジネスにも必要です。
リピートに必要な要素は3つあります。
1) 興奮させる 2) 記憶と伝達 3) 特別感
この3つです。
ビジネスには、興奮ビジネスと感動ビジネスがあります。
エンターテイメントはどちらかというとアドレナリンが出るような興奮型が多いようです。
(写真は、ラスベガスの高層ビルの上のコースター)
最近の4D映画もこれに近いと思います。
興奮型は、わかりやすいのですが、もっと興奮を求めるので飽きも早いのです。
実は、感動型のビジネスの法が長続きには持って来いです。そして、記憶と伝達は記憶させる仕組みがあるというもの。最近では、写真を撮らせる瞬間があり、写真を撮れると伝達もしてもらいやすくなるので、情報が拡散されやすいです。
(シルクドソレイユで、撮影OKとプラカードが出た瞬間)
(アンテロープキャニオン、ガイドさんが写真の撮り方を教えてくれる)
特別感は読んで字のごとく、ここだけ、これだけというものがリピートにつながります。上手だな~と思うのがディズニーです。恐るべし、アメリカの消費の生み出し力です。