ただ、
これだけでは、前述したように
印象は薄れ、一度行っても二度行かなくなってしまいます。
次ぎに必要なのは
他にはない、「存在価値」です。
例えば
シンガポールに本社があるホテルのアマンリゾートは
他では体験出来ない、接客をしてくれます。
(アメリカにある、アマンリゾート 筆者撮影)
世界一バランスの取れた良い企業と言っても過言ではない
アメリカのサウスウエスト航空は
世界で唯一、創業から赤字になったことがない航空会社です。
(サウスウエスト航空本社から空港を臨む 筆者撮影)
ここは、とにかく、
「安い」と「時間通り」がズバ抜けているのです。
だから、ビジネスマンにものすごく支持されています。
書籍 ブルーオーシャン戦略に掲載されていたのが
非常にわかりやすいです。
サウスウエスト航空の戦略キャンパスと書かれた図には
価格、座席クラスの選択、ハブ空港での接続性、ラウンジ
機内食、心のこもったサービス、スピード、直行便の本数で
比較した場合
他の航空会社がまんべんなく、どの項目も高得点なのに対し
サウスウエスト航空は
他の航空会社と
スピードと価格、心のこもったサービスに特化しているのがわかります。
少し前の書籍ですが
顧客サービス戦略 (ハーバード・ビジネス・レビュー)に掲載されている
http://nodabook.noda-net.com/?eid=1003443
サウスウエスト航空と競合他社との比較には
すごくわかりやすい比較がされています。
とにかく他社よりも
定時発着率が、ズバ抜けて高く
これと、価格の安さで集客をし
従業員1人当たりの乗客数、1機当たりの従業員数などの数値で表れているように
生産性をズバ抜けて高くし、
その結果として
利益が出て
お客様の苦情件数などが少ない。
企業や、お店で
継続して商売をしていくのに
すごく重要なのは
「存在価値」です。
■ なんのために、うちの会社があるか?
そして、継続している企業は、利益率を確実に上げています。
利益を上げるために必要なのは
■ どう「存在価値」を高めるか?
存在価値を高める経営を進め、継続経営を目指して欲しいです。