こんにちは!
1位づくり戦略コンサルタント
佐藤元相です。
今日のテーマは「働き方改革・意識改革」です。
数ヶ月前に、ある建設関連団体の青年部会さまから
全国大会での講演依頼を受けました。
「私たちは、
リーディングカンパニーとして
積極的に働き方改革を行い
大きく躍進しなければならないのです。
2021年には4週8休を実現に向けて
現場の生産性を高めていきたい!
是非、ご教授いただい」
熱く思いや課題を話してくれました。
働き方改革
4週8休
目標の期限は迫っている!
この事実と向き合えない会社に未来はない!
しかし現実は・・建築現場には、日給月給で働く人が
たくさんいます。
日給月給で働く人の立場から考えると
土日が休みとなると働く日が減る。
休みが増えれば、単純に給料が減る。
となると・・
給料の良いところへ人が動く。
さらに、建築業界の経営者の立場から考えると
休日が増えると人手不足で現場が回らなくなる。
また、中小企業事業者の人材確保と育成の調査
について調べてみました。
中小企業庁のデータを確認してみると
人材の定着のために現在行われている取組で
有効性を感じたモノとは・・
1.賃金の向上
2.興味のあった仕事・責任のある仕事
3.休暇制度の徹底
4.雇用の安定化
5.労働時間の見直し
中小企業が社員を確保するのにも
かなりハードルが高くなっています。
八方塞がりになっているのが現状だ。
そこで今回の講演は
「生産性の向上を実現するための
働き方及び意識改革」というテーマで、
経営の本質についてお話しました。
ポイントは、生産性<利益性 です。
まず結論から。
働き方改革を成功させるために社長は、
利益性の高い経営の仕組みをつくることから
取り組まなければなりません。
働き方改革を成功させるには
社長の意識改革と経営のやり方改革が
重要ポイントなのです。
まずバブル期以降過去最高の売上げを達成した
町工場の事例を確認ください。
https://www.jmca.jp/column/detail/12156
いかがでしたか?
はっきり申し上げて
利益性の低い会社に生産性を高めることは
難しいのです。
学ぶべきことは、
自社の価値を高めるためには
お客様が感じている価値に耳を傾ける。
そうすることで利益性の高い
事業を創り出すことができるのです。
現状のギャップを埋めていくことが重要なことがよくわかります。
自社で当たり前だったことが、
他の会社では当たり前ではない。
お客様の声から新たな価値が見いだされる
ことがよく理解できる内容だと思います。
これが働き方改革を根本的に解決する
一つの方法だと考えています。
働き方改革は
経営改革!
経営改革は
自社の価値を知ること!
自社の価値を知ることは
お客様取材から!
働き方改革の一歩は
自社の価値を知ることなのです。
働き方改革は自社の価値を知ることから始まる!