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第44回 CES 2020

社長のメシの種 4.0

 世界最大のエレクトロニクスショー「CES(シー・イー・エス)」が、2020年1/7~10に米ラスベガスで開催された。
 今年は5G(第5世代移動通信システム=5th Generation)、折り畳めるスマートフォンやタブレット端末、ロボット、ドローンなどが注目されたが、トヨタ、ソニー、BMWなどの自動車関連も話題となった。
 
 開催前日に、トヨタはあらゆるモノやサービスがつながる「コネクテッドシティー」を静岡県裾野市に建設する構想を発表した。
 この「TOYOTA Woven City(ウーブン・シティ)=網の目のように道が織り込まれ合う街という意味」と名付けられた実験都市には、トヨタの従業員や関係者など2,000人がまず住み、その後、段階的にいろいろな分野の人を増やしていくとされている。
 
 2020年末に閉鎖予定の東富士工場跡地に2021年初頭に着工する予定で、トヨタが注力するさまざまな技術開発を1カ所に集めて住みながら検証する場で、人と自動運転車の移動する場所をどう分けるか、自動運転車が使うセンサーを街中にどう設置するかなどの課題を解消してゆく。
 
 トヨタは2018年のCESで、自動運転車「e-Palette」を発表し、「自動車の製造販売業からモビリティ・プラットフォームを提供する会社」へ転換すると宣言したが、今回発表のコネクテッド・シティ構想でまた一歩進んだと感じられた。
 
■ソニーのコンセプトEV
 今年のCESのサプライズの一つがソニーが発表した「電気自動車のコンセプトモデル」だ。
 「VISON-S(ビジョン エス)」と名付けられたこの車には、ソニーの映像、音響技術が搭載されており、全シートにスピーカーが内蔵、360度広がる立体的な音響システム(360 Reality Audio)を提供できるなど、車内エンターテインメントに力を入れている。
 また、33のセンサーにより全方向で交通状況を把握、自動走行、自動駐車、自動車線変更などレベル2相当の自動運転を実現し、2020年度内に公道で走行実験し、将来的にはレベル4以上を目指すという。
 
 吉田社長は「この10年間のメガトレンドはモバイルだったが、次はモビリティだ」と強調、開発の目的は「クルマの進化に対するソニーの貢献」と説明している。
 
 米ネット販売のAmazonは「the future of automotive retail」という自動車販売の近未来コンセプトを示した。
 購入する車の外装や内装などの変更をアマゾンのサイト上でできるようにし、オプションなどでカスタマイズしたクルマを実写空間の中でARとして走らせることができるという。
 
 自動運転車により、運転から開放された車内空間を今後利用者がどのように使っていくかが、各社にとって新たなチャンスを生むと期待されている。
 
 
======== DATA =========
 
●CES 2020
 
●トヨタ、「コネクティッド・シティ」プロジェクトをCESで発表
 
●ソニー
 
 
 

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