menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

税務・会計

第3回 社員が脱サラすれば、自然と経営者意識がわいてくる

新・会計経営と実学

 新聞誌上で、日本航空の再建が話題になっています。京セラの稲盛名誉会長が会長になって、アメーバ経営で再建に向けて取り組んでおられるとのことです。
 アメーバ経営は、ひとり一人が経営者になって会社を経営していくものです。つまり、社員が経営者意識をもって行動していくような経営システムを、日本航空にも取り入れようとしているのです。


 ところで、経営者意識を社員にもってもらうことは、非常に難しい問題です。多くの社長が、この難問に対して嘆いたり苦しんだりしておられるのです。
 しかし、フッと気づくことがあります。社員が退職して会社を興し、何ヶ月後に偶然出会えば、立派な経営者になっていることがあります。そうなのです。脱サラすれば、どんな社員でも自然と経営者意識が身についてくるものです。

 何故こんな風に、人は変わるのでしょうか。

 脱サラすれば、最初はお金の余裕なんてありません。そのため何としても採算を合わすために、売上を最大に、経費を最小にして、利益がでるように行動していきます。  また、最初の頃は信用なんてありませんから、簡単に銀行からお金を借りることもできません。そのため、少しでも早く得意先からお金をもらうように努力し、資金繰りに注意を払って経営していくものです。
 そして、どうしてもお金が足りなければ、自分の給料をゼロにしてでもがんばります。それは、もし資金繰りがつかずに倒産すれば、自宅が無くなってしまうかもしれないからなのです。


 不思議なことですが、社員として働いている時には難しい言葉であった経営者意識が、脱サラすればこのように当たり前になってくることがあるのです。

 こんな風に考えていきますと、社員に脱サラするのと同じ心境になってもらえるような、経営システムをつくっていけばいいということがわかります。これをどのようにつくっていくのかが非常に難しい問題なのですが、この難問を見事に解き明かしてくれたのが京セラのアメーバ経営のシステムではないでしょうか。

第2回 どうすれば強い会社になれるのか前のページ

第4回 社員も我が家へ帰れば立派な経営者次のページ

関連記事

  1. 第14回 営業の厳しさが製造現場まで伝わる組織

  2. 第12回 部門別損益計算では、現場の意思が入っていない

  3. 第23回 自分の喰いぶちは自分で稼ぐ経営会議

最新の経営コラム

  1. 第23回「他者志向と自己犠牲」

  2. 第137回  広角レンズ替わり?スマホカメラ裏技

  3. 第132回『エンニオ・モリコーネ 映画音楽術』(著:ジュゼッペ・トルナトーレ)

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. 社長業

    Vol.103 「業績を伸ばす「思考回路」を見分ける」
  2. 戦略・戦術

    第95話 会社をキャッシュフローの良い体質にするのです。
  3. 製造業

    第190号 在庫過多のダンゴ生産を改善しよう!
  4. 健康

    第4号 「糖尿病さんの苦労」
  5. ブランド

    ビジネストリップとクロルカルチャーコミュニケーション その2
keyboard_arrow_up