menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

社員教育・営業

第21回 「電話応対のクロージング」

デキル社員に育てる! 社員教育の決め手

「魅力ある電話応対とは」
◆「電話応対のクロージング」◆


_honbun“終わりよければすべて良し”という言葉もありますが、電話応対も同様です。
最後のクロージングの持って行き方で残存効果も決まります。

例えば、急いでいる時など、用件だけを話して
「では、失礼致します」「よろしくお願いいたします」
で終わらせては、もったいない話です。

そんな時ほど、相手に気配りを持って
「本日は、急いでおりまして、ゆっくりお話ができずに申し訳ございません」
「早口になってしまいました。一方的で申し訳ございません」
「急いでおりますので、用件だけ伺いました」
「お話させていただけて内容がわかり助かりました」
などひと言を添えましょう。

必ず、その時の状況やお詫びを伝えてクロージングするのです。
言葉に意識的に抑揚もつけたり、一礼すると、なおさら声のトーンも良くなります。
そして、最後に「では失礼いたします」の言葉を添えるのです。


また、電話をかけた時だけでなく、受けた電話にも同じ心がまえが大切です。
「本日は落ち着かない電話になってしましましたが」
「代理でのお話で上手くお伝えできたでしょうか」
「せっかく頂きましたお電話でしたがゆっくりお話できませんで」
など。

そして、最後の挨拶
「では、失礼いたしました」
「よろしくお願いいたします」
「お世話になります」
など、ぜひ、状況にあわせた相手への心遣いをしてください。

時間があれば、ビジネス会話であっても、ニュアンスをつかんで、ひと言何かを伝えることができます。
クロージングの時に例えばお客様との「お話できてよかったです」のひと言が、次へのご縁をつくっていくのです。


言葉の人格を作って、個性を色づけていきましょう。

第20回 「留守番電話の注意点」前のページ

第22回 「お礼の電話をかける時」次のページ

関連記事

  1. 第98回 コミュニケーション上手になる仕事の進め方19 褒め方と叱り方

  2. 第78回「身だしなみで聞かせる」

  3. 第59回 「コールセンターでの電話応対の基本」 応用編3

最新の経営コラム

  1. #1 一流の〈ビジネス会食力〉-前始末で勝負あり-

  2. 第48回 「未来への投資」は数字の外にある

  3. 第212回 税務調査にひるむな!

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. 戦略・戦術

    第269号 中小企業が海外進出に成功する、3つの条件
  2. 戦略・戦術

    第61話 「利益の出る組織の5つの基本原則」
  3. 不動産

    第27回 用地持込や用地紹介を営業の柱としている設計事務所では売れる物件はできな...
  4. 教養

    第17回 『星の王子さま』(著:サン=テグジュペリ、翻訳:内藤 濯)
  5. コミュニケーション

    第5回 文字が苦手な人ほど3つのポイントを意識して
keyboard_arrow_up