menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

社長業

Vol.63 7期連続増益の原動力

作間信司の経営無形庵(けいえいむぎょうあん)

 「人の話に耳を傾けるべし」・・・良く知ってはいても、部下の話をジックリ聴くことは、なかなか難しい。
 
「こちらもバタバタ忙しい」「部下の話が要領をえなくてイライラする」「ピントはずれ」、ましてや報告を求めないと「話にも来ない」。
 社長ともなれば、幹部でさえおっかないし、遠慮する。「悪い話」や「意見」であれば、当然話づらい。
 
 先週「まずは話を聞こうじゃないか」の著者で、都内電鉄系広告代理店(売上100億)の前社長である今野相談役に、部下の話を聞く際に、一番大切な姿勢を伺う機会を得た。
 
 「聴いて、ピンときたら、すぐ実行。すぐ行動」と。
 
 社員はみんな会社の発展を想い、勇を振るって社長に話にくる。
 聴く姿勢よろしく、いくら時間をとっても、3回~4回と「何もやらなければ」誰も話には来なくなる。
 「当り前じゃないか!」と思えるが、ほとんどの場合がこのパターンだそうである。
 
 1~2分の立ち話でもいい。ピンときたら、即実行。すぐ、手を打つ。
 「聴くことは、動くこと」
 今野氏が社長時代、7期連続増益を実現された原動力である。

 

Vol.62 よい人材を一人でも多く獲る前のページ

Vol.64 社長の重要参謀「有能な税理士の条件」次のページ

関連記事

  1. Vol.97 販売の見える化

  2. Vol.164 2012年の最大の仕事

  3. Vol.13 自社のお客様のことをどこまで判っていますか?

最新の経営コラム

  1. 朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2024年11月20日号)

  2. 第七十八話 展示会後のフォローで差をつける「工場見学の仕組みづくり」

  3. 第219話 少人数私募債の相続対策

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. 人間学・古典

    第8回 「『雑談』の力と意味」
  2. 健康

    第11回 「肩こり・腰痛」
  3. 人間学・古典

    第54講 「帝王学その4」 これ官酒にして、敢えて相与えず。
  4. 経済・株式・資産

    第128回「出版からアニメ市場へとステージが一段階アップし始める」アルファポリス
  5. 社員教育・営業

    第1話 成長課題 管理職の部下育成術(1)
keyboard_arrow_up