あなたの会社の管理職は「部下・後輩に因果思考で計画を語らせる」ことが出来ていますか?
業績・成果を上げ続ける“強い会社”を創るためには社員一人ひとりを『自ら考え行動し“より良い結果を出す”ことが出来る人』すなわち『自創の人(部門経営者)』に成長させ続ける必要があります。
『自創の人(部門経営者)』の定義として「自らが、計画を立て、チェックし、改善し、その目標の達成に責任を持つ」ことが出来る人でもあります。
社員一人ひとりが社長の想いを実現すべく高い目標に挑戦し、計画的に“より良い結果を出す”ことが出来る人財へと成長するためには自らが想像力をはたらかせ「どのように行動することによってどこまでの結果を出すべきなのか」を積極的に考え、物語のごとく語ることが出来るように成る必要があります。
特に計画づくりにおいて「~する」との To Do で表すのではなく「~してここまでの結果を出す」と、「原“因”行動」と「業績結“果”」を因果思考として明らかにすることが基本なのです。
ちなみに、ここでいう業績とは最終結果としての売上や利益というよりも一つ一つの『業』務を遂行することによる小さな実『績』として“より良い結果を出す”という意味になります。
わかりやすい例でいうと「お客様に心地よく過ごしていただくために応接室の掃除を完了させる。」との目標に対して「朝一番に掃除します。」は、計画でもなんでもありません。
まず「テーブルの拭き掃除をしてほこりや汚れが残っていない状態にします。」
次に「掃除機で床を掃除してゴミが落ちていない状態にします。」
そして「テーブルの上にお花を生けてお客様に心地よく過ごしていただける状態にします。」
このように、計画づくりとは目標を達成するためにいくつかの具体的な原因行動とそれぞれに小さな業績結果を出し続けていくとの意志表示が出来ている状態を意味します。
高い目標を達成することが出来る部下・後輩を育成する責任のある管理職は部下・後輩の計画をじっくりと観たりしっかりと話を聴いて因果思考で考えているかをチェック・指導することが出来るように成る必要があります。
部下・後輩が書いている(言っている)計画で
「売上を上げます」
「生産性を向上します」
「ファンづくりを推進します」
「時短に取り組みます」
「効率アップを図ります」
などと、単なるTo Doでしかないもので終わらせることなく
「何を?」
「何のために?」
「どこまでの結果を?」 【出すべき業績結果】
「どのようにして出すのか?」 【取るべき原因行動】
と、《良い質問の基本形》を用いて因果思考で考えさせ気づきを持たせる成長対話が出来るように成る必要があります。
社員一人ひとりが、よりワクワク働きよりイキイキと過ごすことが出来る人財育成の仕組みである自創経営ではチャレンジシートと
ランクUPノートを活用して適宜、成長対話が行われ、部下・後輩が因果思考で計画的に仕事をし、目標達成が出来る人財を育成する仕組みになっています。
社長の想いを実現すべく、社員一人ひとりが因果思考で“より良い結果を出す”ための積極的な行動をとることが出来るように育成する成長対話が管理職に出来るように成っていただく『管理職養成講座』は毎回盛況で、この10月に第15期秋季コースが開講致します。
また、社員一人ひとりが自ら因果思考で考え目標達成のためにストーリー性のある計画を目に見える形にすることが出来る
『夢実現ランクアップキット』も大好評で増刷状態です。
人生も仕事も愉しく出来る人に成長するために因果思考で積極的に行動し“より良い結果を出す”部下・後輩の育成が出来る管理職の育成に全力を尽くしてまいります。