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経済・株式・資産

第7話 破たんの原因

あなたの会社と資産を守る一手

毎月赤字の企業で、そのビジネスモデルを変えられない場合、あと何ヵ月後に倒産するというのはわかるはず。ところが、おおかたの賢明な経営者ば、会社の破たんの時期も原因も予想がつかないのが普通。
 
ところで、破たんの原因の多くは資産にあるということを知っていましたか?
 
たとえば、大口の工事受注が来て、外注先行払い資金は手持ち預金と銀行融資で資金調達。工事も順調にいってたが、追加工事の金額・納期でトラブルが発生。大金が未回収のままとなり、結局資金ショートが発生し倒産するとか、
 
会社がもっている資産の価値が大幅に減少し、債務超過となり、内諾をもらっていた新規融資が大幅に減額させられ、資金不足で倒産とか。
 
資産になんらかの問題が発生し、債務超過となり資金が不足し支払い不能→破たん というのがお決まりのコースとなる。
 
では、どうしたらいいのか?
 
当たり前のことだけれど取引先を多くもち、売掛金もなるべく大口集中させないことが必要になる。さらにいえば資産でも現金・預金というバランスシートで左上のほうに書かれる資産勘定をなるべく多くもつよう、ビジネスモデル→財務内容の変更をすることも必要になる。
 
負債のことも考えながら、バランスシート(下記図)で言えば資産勘定(借方)の上の方にできるだけ厚みがあるような財務内容にすることが会社を破たんさせない術と思えるのだが・・・。
 
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