「定期的ブルースカイミーティング」
AIでは出来ない人間の特性。
その一つは「無から有を生み出すイマジネーション(想像力)」。
この「イマジネーション」をフル活用した事業家の一人が、ウォルト・ディズニー。
彼が1952年に創ったのが、「ウォルト・ディズニー・イマジニアリング(Walt Disney Imagineering)」。
仕事は、世界のディズニー・テーマパークの設計・開発やアトラクションの企画・クオリティー管理。
あなたが東京ディズニーランドで体験するアトラクションも、全てここから生まれた。
ここで働く従業員は、「イマジニア」と呼ばれている。
しかし、「ウォルト・ディズニー・イマジニアリング」に就職しなくても、あなたも「イマジニア」に成れる。
何故なら、「イマジニア」とは、「イマジネーション」と「エンジニア」を融合した造語だからだ。
このようなものがあったらお客様は喜ぶねということを「想像」し、それが現実化し、しかも日々一定の品質で再現できる「技術」を駆使する。
これはどの企業、お店、施設でも同様。
お客様が内心思っていた「あったらいいな!」を形にする。
しかも、いつでも何処でも誰でもの「再現性」があるから信頼される。
なお、最初の「想像」の段階で行うものが「ブルースカイミーティング」。
制限を一切掛けないで、どのようなバカバカしいアイデアでもOK。
この青天井なミーティングの中から「それ、おもしろい」「それ、いける」という原石が見つかる。
あなたの会社でも、月1回あるいは四半期に1回は、「ブルースカイミーティング」。
この段階では、上司の「無理、金掛かる」などのダメ出しは、一切禁止。
今、上映中の映画に「バービー」がある。
これは可愛くてアクティブな人形「バービー」が住む「バービーランド」が舞台。
これの制作過程を想像すると、相当活発な「ブルースカイミーティング」があったはず。
ここからは余談。
臥龍、「バービー」が何故、アメリカで大ヒットしたかを知りたくて鑑賞。
これはある一種の「不都合な真実」。
日米、どちらが女性に優しいのか?
日米、どちらの女性あるいは奥様の方が強いのか?
いろいろと議論が出来そうな映画。
単なるお子様映画でないのは、「クレヨンしんちゃん 超能力大決戦」も同じ。
意外なほど、深い、お勧めの二本、是非、劇場でお楽しみください。 次のページ