「公憤」の人であろう!
人のエネルギーが燃え上がるのは、好きなことに無我夢中になるときと、怒りで怒髪天を衝くとき。
前者がいいのは分かるが、後者も捨てがたい。
幕末の志士でも有名な一人が、薩摩の西郷隆盛。
普段の私生活ではどちらかというと、鈍重な印象。
しかし、「公憤」の人であった。
自分のことはお構いなしだが、天下国家の「公(おおやけ)」のことになると、お仁王さんのような激情の人になる。
そして清廉潔白。
座右の銘が「敬天愛人」。
多くの若者が慕った理由も分かる。
「怒り」も大事な感情、但し、自分より部署、部署より全社、全社より社会、社会より未来という視点での「公」での怒りを大事にしよう。
そういうあなたに人は付いてくる。