「可愛がられる愛嬌」は意外に大事!
今年入社の新社会人、社会人生活はもう8か月になる。
臥龍が、新社会人に贈る言葉に、「会社は選べて良かったですね。しかし、仕事と上司とお客様は選べません」がある。
これを「いただく、ください」のお客様意識でいると、挫折の危険性が高まる。
「出会った仕事を天職に、出会った上司とお客様をあなたのファンにする。これが社会人としてのあり方、インサイドアウトです」
Q.この8か月間の間で、あなたは何人のファンを創りましたか?
臥龍の20代、初めて営業マンの職に就いたとき、「商品を売る前に会社を売れ、会社を売る前に自分を売れ」と学んだ。
営業先のキーマンは、臥龍を、自分の子どもや自社の若手社員と比べる。
そのときに、「こいつ若いけどしっかりしているな。可愛げがあるなあ」と思っていただける条件を書き出し、実践した。
例えば、人は第一印象をひきづるという「第一印象のマジック」がある。
応接間に通され、奥の席を勧められても座らない。
キーマンが入室するのを立って待つ。
部屋に入った瞬間に目に入ったものが、「奥のソファに座った若手営業マン」、「下座に立って待つ若手営業マン」では、まったく第一印象が違う。
そして、キーマンが人生で見た中で、最高の挨拶、最高の名刺交換をする。
そして、「どうぞ」と勧められても、キーマンが座ってから「失礼します」と着座する。
こういう作法は、意外に大事だ。
芸能界、スポーツ界で、長く活躍している方の多くは、「第一印象のマジックを生む作法」を若い頃から実践されている。
ベンチャー経営者も「可愛がられる愛嬌」がないと、応援団は集まらない。
西伊豆より愛を込めて。臥龍