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第14話 成長課題 管理職の部下育成術(14)

“出来る”管理職の条件

あなたの会社の管理職は
 
『部下一人ひとりが“本日の成長業務”を明らかにする体制を築くこと』が出来ていますか?
 
強い会社として、業績・成果を上げ続けることが出来る組織を創るためには、全社員が年間目標を必達するために、日々、自らの成長業務に取り組んでいる必要があります。
 
社員一人ひとりが着実に成長するために日々業務を遂行するにあたり、自らの成長を促す業務として
 
“今は未だ出来ていないまでも、これから出来るようになる必要がある業務”
“今既に出来るようになっていることが、さらに良く出来るようになる必要がある業務”
 
を、自分で考えてランクUPノートに毎日書き、挑戦することが重要です。
 
自創経営の人財育成の仕組みでは、チャレンジシートを活用して、年間目標を設定し、その目標を必達するためにランクUPノートを活用して、月間目標の設定し、週間目標を設定し、その目標を達成するために日時の行動計画を立てます。
 
当然ですが、年間を通じて必達する高い目標に挑戦する上では単に昨日の延長線上で、既に出来るようになっている業務をただこなしているだけでは高い目標を達成することはできません。
日時の行動計画に“成長業務”が入っていることが前提となります。
 
自創経営を導入している企業では、毎日朝礼時に全社員がランクUPノートを開き、本日の成長業務として、
 
「何のために」「何を」「いつの時点で」「どのようにして」「どこまで出来るようになります。」
 
と、一人ひとりが発表する体制になっています。
 
管理職はその発表内容をよく聴き、本当にその部下が成長するのかを考え、出来そうになければ、他のメンバーの協力を募ったり、具体的なやり方の指示を出したり、他に出来るようになることがあるのでは?と考えさせたりしながら、朝礼の場を活用して、全員を育成する方向へと導いていくことが出来るようになる必要があります。
 
そして、部下一人ひとりが“本日の成長業務”を自ら宣言することによって、活力溢れる組織体制をつくることができる管理職が育って欲しいと思います。
 
そのために、ランクUPノートという“目に見える”共通の『育成ツール』を活用することが重要となります。
 
このたび、チャレンジシート、ランクUPノートの活用の仕方を具体的に記した書籍「人生も仕事も愉しくできる人に成長しよう」を刊行致しました。
 
若手社員にも読みやすく、取り組みやすい内容になっておりますので、ぜひ全社員に配布頂き、人を育てることができる管理職育成の救世主となればと思っております。
 
そして貴社益々の発展と社員一人ひとりの成長のお役に立てれば幸いです。

 

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