P/LとB/Sを持って65歳の社長が我が事務所にお見えになった。
「はい、お陰さまで」
「退職金5億円取れますね!」
「え…そんなにもらっていいんですか?」
「嫌ですか?」
「いいえ。そんなにいただけるものであればあり難いことですが。そんなお金、我が社にはどこにもありませんが? まして我が社の税理士が反対す るに決まっていますが…」
又、いつもの会話の繰り返しが続くのである。
350万円 × 3 × 38 × 1.25=4億9875万円
で充分計算式は5億円支払える。
1.年齢 65歳 4.社長役職定年である。
2.後継者が育っている 5.娘婿専務が居る。
3.業績が良い
充分である。
(4億9875万円―2060万(20年×40万円+18年×70万円))÷1/2×税率(50%)=1億1953万円
手取は3億7922万円である。
これは分離課税で他に収入があっても合算ではない。