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戦略・戦術

第138話 2018年は真剣に粗利益率を見直す年です

強い会社を築く ビジネス・クリニック

安倍政権は長期政権に入っています。
アベノミクス政策を考えてみれば
 〇いかに日本のGDPをあげるか!
 〇いかに個人消費をあげるか!
 〇いかに個人所得、給与水準を上げるか!

今後の日本では、人件費・労務費が上がることは少子高齢化問題だけでなく、給与水準が上がっていくことは目に見えています。

経済環境の中で過去20年間で売れたものやサービスが、これから20年もまた、売れ続ける保証はありません。
労務費が上がり、原材料が上がり、すべての管理費用がアップしていくことは簡単に予測できます。

私は、もう低価格で売り上げ拡大を図る、販売第一主義では、これからはやっていけない時代が来ていると申し上げているのです。

会社によっては、低価で進まないとやっていけない体質の会社もあるでしょう。
一社だけの下請会社とか大衆コモディティ商品取扱い会社です。
しかし、それでも10年も20年も未だ、その戦略を続けるのでしょうか?
下請会社であっても、価格が安ければ良いだけの物を作り納めるのですか?
経営者でも従業員であっても、みんな誇りある商品を作り、売りたいのではないでしょうか。

私は安物、大衆価格、低単価商品重視の世界に入るのをあまり好みません。
「我が社の商品は廉価です、お手軽価格ですが品質では負けないお値打ち商品です。」とお客様に言ってみたいのなら、たとえ下請であっても発注先から
「品質がすぐれている、他社に取って換われない」と言われたいのです。

いつの時代でも研究開発費、宣伝費、人件費、福利厚生費、人件費ベースアップ、原材料費等のコストアップを吸収できえるのは低価格主義・低粗利益商品で走っていては非常に難しいのです。

勿論、すぐに高単価主義を取れとは申しませんが…
「安ければ良い!」
「すぐに定価を切って売る」そんな会社の社風を変えて欲しいのです。

価格に対してお客様は高いより、安いに越したことはないです。が、しかし、安ければ良い!のでしょうか?
私は、品質をことのほか追求される商品を求めるお客様を相手にしたいのです。

「技術のニッサン」と私の若い頃には日産の自動車は云われていたのです。
私の回りには、なぜか米国車、ニッサンの自動車に乗っている人が少ないです。
今、リコールで大変な事になっていますね。

メーカーでなくても、社員品質、デザイン品質、納期、接遇、対応、原材料、いろいろと自社の特徴づけは可能なはずです。
値引き要求に対しては「どうぞ他社に発注されたらいかがですか?」と云える会社をつくられたらいかがでしょうか?

暴利はとんでもないです。
しかし、業界にあってはプライスリーダーと云われたいのです。 云われたいと思うなら
「思う」→「強く思う」→「毎日思う」→対策を一歩でも前に進み実行する→ 「少しでも実行する」→「毎日実行する」→「売れなくても実行する」→「トップ一人でも実行する」
経営者の執念が実を結ぶのです。

粗利益率、すなわち商品力のバロメーターです。
安さを誇る会社より、商品力を誇る会社づくりを目指す年です。

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