menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

戦略・戦術

第94話 なぜ、キャッシュフローが大切なのか?

強い会社を築く ビジネス・クリニック

税引後の純利益をいくらたたき出したとしても、その金額が会社にひとつも残っておらず、法人税を納めるために 又、借金をしなければならない、愚の骨頂みたいなことをする人は、経営をすべきでないと思うのですが・・・・
 
アメリカの投資家は収益性に注目しますが、「配当をいくらにしてくれるのか?」に目がいくのです。
今期は、前期より収益をあげて、営業活動によるフリーキャッシュフローがいくら増加したかをみているのです。
 
キャッシュフローがうまく行く会社は、必然的に借入金の返済がスムーズに行き、その結果、無借金になるのです。
 
中小企業の経営者にとって、不動産担保提供や個人の連帯保証がはずれ、金利の支払と元金返済がなくなれば、本当の自由のよさが体感できるのです。
 
最近の日本経済新聞の紙面に、銀行貸出金利率1%以下が全体の40%を超えていると報じていました。
2008年から急激に1%未満の貸出条件金利率が増大して、2009年には、20% 2013年には40%に達しているのです。
 
1%~1.5%の条件は、あまり変化していません。
1.5%~3%未満は、2008年から急速に落ちています。
ということは、2008年から1.5%~3%支払う会社が少なくなっているのです。
 
皆さん、ご存知のように5年前から私は、今や1%未満の銀行金利率で支払いをしなさいと申してきました。
 
3%の金利率は最悪の会社で、今や1%未満が当たり前というのは明白になりました。
 
1%未満と言えば、0.9%か?というとそうではありません!
0.5%を目指しなさい!と申し上げているのです。
 
上場会社や大会社だけが0.5%以下の条件を得られるのではありません。中小企業でも0.38%が得られるのです。
拙著(社内埋蔵金をお金にする知恵)で書いている方法で実行しなさいと申し上げています。
どうか 支払金利高を低くする交渉を行ってください。
 
 clinic94_01.jpg

 (日本経済新聞より)


 
 
私は、「無借金を目指せ」とだけ申し上げているのでは、決してありません。
キャッシュフローが善循環している会社は、次の新たな経営革新のための革新的技術の修得、革新的な設備投資が可能になってくるからなのです。
 
新たな投資額は、1億、5億、10億、20億、30億の企業規模によって異なりはしますが、本当に他社を圧倒する差別化した新たな技術、先進的商品なりを得ようと思えば、かなりの投資の資金力が必要なのです。
 
従来の借金の上に、新たな借金をしようとすると、金あまりの時代は、簡単に借入できても、元金、利息の返済となると、当事者の方々には大変な覚悟がいることなのです。
 
無借金の状況から、新しい借金する、利率交渉をする場合、借入条件が非常に有利に運ぶのは想像がつくでしょう。
経営を革新したいのなら、会社をキャッシュフローの良い体質にすればいいのです。

第93話 ダメな会社の経営幹部の価値判断前のページ

第95話 会社をキャッシュフローの良い体質にするのです。次のページ

関連記事

  1. 第169話 今こそデジタル化で固定費を下げよ!

  2. 第172話 手形決済期限が120日以内から60日以内になります

  3. 第131話 来月7月1日は、新年度です

最新の経営コラム

  1. 第32回 経営改善のヒントが見つかる「3つの点検」

  2. 挑戦の決断(41) 新しい国の形を求めて(徳川慶喜・上)

  3. 第58回 奥塩原新湯温泉(栃木県) 肌が生き返る!?天然の泥パック

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. ブランド

    <事例1 パーク24(B2BとB2C)>時間貸し駐車場といえば、誰もが最初に想起...
  2. マネジメント

    第110回 『部課長の心得』
  3. マネジメント

    第107回 質問「耳の痛い話をどうやったら聞けるようになりますか?」
  4. 製造業

    第314号 要るものしかない職場をキレイな職場という
  5. キーワード

    第1回 東京”住みたい街”に「地格変動」
keyboard_arrow_up