多くの初対面の人と一時に会うビジネス関連のソーシャルパーティー、
一人一人とゆっくり話をしている時間などありません。ましてや、普通でも時間のない経営トップであれば
言うまでもないこと。できるだけ自分にとって有益な相手を一目で見分けて話をしたいと思ったとき、
チェックをしているのがステータスシンボルでもあり、その人の知性と価値観が現れる「時計」です。
特に欧米では、握手で挨拶を交わす文化がありますので、それの間にしっかり手許をみているのです。
これは日本でも同じ事。
実際、シリアスなビジネスパーソンであれば、既に無意識のうちに行っているケースも多々あります。
それは、以前私が男性ビジネスパーソンに対して統計をとった際、
特に社会的地位の高い方々から返ってきた答に非常に顕著に表れていました。
その質問とは、「初対面の相手のどこを見るか?」です。答えは…
1)ネクタイ 2)靴 3)時計
ネクタイのパワーについては、もう誰もが知る程のパワーアイテムとなりました。
そして“足元を見られる”という言葉がある位に、靴の重要性も大変なものがあります。
そして、今回是非注目していただきたい「時計」。
この1)から3)の順番は、
その人のステータスが現われ・表す事の出来る、アクセサリーの順番と思っていただけても良いでしょう。
「時計」それは、男性が身につける宝飾品であり、生活にも密接という特殊かつ重要なアイテムです。
これはその人のステータスと価値観や趣味嗜好(センス)を表す、大変興味深いアクセサリーです。
日本よりも合理性を優先し、パワフルにビジネスを展開している欧米社会では、
その人が身につけている「時計」を一つの判断基準とするわけです。
また、男性に「時計好き」な方が多いことは万国共通。
その人の立場、その場面とそのときの装いにふさわしい、価値ある時計を身につけている人を見て会話をする。
そうすることで、自分と同じ価値観でコミュニケーションを取れるかどうか解る。
そのような相手の判断の仕方があるのです。
では、どのような時計をしている人がこのようなシーンで、
クラスと知性、品格のあるバランスの良いイメージを表現することができるのか、
その基本ルールと時計の特徴を挙げてみましょう。
1)形:フェイスは、丸・スクエア(四角)
2)サイズ:大きすぎず、厚みのありすぎない、自分の手のサイズに適したもの
3)デザイン:デコラティブすぎない。クラシカルでタイムレスな、いつの時代も古さを感じないシンプルなもの。
4)バンド:レザーのバンド(チェーンのバンドは、カジュアルでスポーティー)
5)その他:高価なのは誰の目にも一目瞭然のアイテムであっても、
好みがわかれてしまいそうなデザインは適していません。
また、ブランドロゴがあまりに派手なものも、ビジネスエグゼクティブには不向きです。
これらのポイントを備えた時計を良識を持って選べる人であることが、手許のイメージとその人の価値、
そしてビジネスチャンスを一層大きくしてくれるのです。
初対面で、経営者としての皆さんの価値や品格が判断されてしまうことがある、これが事実です。
ご自分の社会的立場に合い、場面に合い、
そして自分の価値観を相手に一目で表すメッセージツールとなる時計を選び、
すばらしい成果をあげられるビジネスの時間を刻んでみてください。
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