menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

ブランド

鼻にまつわる重要イメージ

最高の自分を表現する 成功イメージ戦略

鼻は顔の中心に存在しているパーツ
そのため、人に与える印象も非常に大きいと言えます。

その形や大きさ長さなどといった形状が、その人のパーソナル・イメージの中でも、個性を表す部分として
認識されています。これは、「いい」「悪い」というものとは違い、「堂々としている」「デリケートそうだ」などの、
人それぞれが持つ特徴や特性を想像させる印象。

これ以外にも、第一印象を左右する鼻に関するイメージがあります。
それは、ポスチャーと関連した「鼻」の扱い方と、そのエチケット
無意識に行っていることの多いしぐさや癖、文化の違いからくる、イメージの受け取り方の違いがあるのです。

では、その一つ目を紹介しましょう。

鼻を触る
話しながら鼻を触る癖のある方をよく見かけます。
エグゼクティブの方であっても、ミーティングや会見の際に、鼻の辺りに手をやる方が多いものです。
しかし、このしぐさ、注意をしなくてはいけません。
欧米文化においては、 嘘をついている時のしぐさとみなされてしまいます。
日本の方がこのしぐさをするときは、少々照れていたり、恥ずかしいとき。
しかし、その恥じらいは相手に通じないまでか、嘘をついているのでは?と疑われる要素を
自ら作ってしまっているのです。ビジネスシーンでは信頼感が大切。これは避けねばなりせん。

また、顔の中心にある鼻を触るということは、顔の表情を手で隠してしまいます。
鼻に手をやると、当然ながら口元まで覆ってしまい、話をしていても、声がこもります。
自分の発言に自信のない人というイメージ相手に与えてしまうことは明白です。
もともと表情が堅かったり、あまりないと見られる日本人、さらにその表情を手元で隠してしまっては
何を考えているのか分からないと思われてしまいます。
また、鼻に限らず、顔をやたら触るしぐさは、決して清潔感があるとはいえません。
だらしがないイメージを与えることさえ多々あります。顔に触れるというのは、それが自分であっても
他人にされることであっても、かなりプライベートなイメージがあると言えるでしょう。

では、 なぜ鼻を触るのは嘘をついているしぐさと言われるか?
それは、欧米では「嘘をつくと鼻がむずむずするから」という説からきているようです。
私が目にする、日本人エグゼクティブがオフィシャルなシーンで鼻に手をやるしぐさをする状況をあげると、
しどろもどろの回答をしているとき、悩んでいるときなどです。
やはり、嘘とはいわないまでも、何らかの理由で自信をもって堂々と正解としての回答ができない時なのです。

これらのネガティブなイメージを相手に与えないようにする為には、人と話をしているときは顔をすっきりと上げ、
手で顔をやたら触るのは避けることです。
これが相手に与えるイメージとしても、エチケットとしても大変重要な事といえます。

顔の中心にある最も高さのあるパーツである鼻、そのエチケットは思いの他注目されていることを
是非意識してご覧ください。

聴く力前のページ

鼻にまつわる重要イメージ その2次のページ

JMCAおすすめ商品・サービスopen_in_new

関連記事

  1. vol. 5「アピアランスは他者のため」
    クールビズのあのシャツは・・・

  2. 一流の足元 2 -ズボンの丈-

  3. 口力

最新の経営コラム

  1. 第45講 カスタマーハラスメント対策の実務策㉜『あなただったらどう思うの?』第3部

  2. 第141回 Z世代へのリーチを強みとして、大躍進する出版社(スターツ出版)

  3. 第189回 コミュニケーション上手になる仕事の進め方112『言葉と表情』

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. 製造業

    第294号 両手を同時に使う
  2. 製造業

    第229号 新商品開発は長期繁栄の要
  3. マネジメント

    第5回 10年後の『とんでもない未来の描き方』
  4. マネジメント

    第3回 『ファミリービジネスの後継者ならば、Wビジョンを描こう』
  5. マネジメント

    危機への対処術(9) フォークランド紛争と鉄の意志(マーガレット・サッチャー)
keyboard_arrow_up