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イメージ戦略の一般論と罠

最高の自分を表現する 成功イメージ戦略

ビジネスパーソンやエグゼクティブという存在を、より一層パワフルに、そしてサクセスフルに表現するための
形容詞が「confident:自信がある」。
また、高い立場にあればこそ、他者から求められ期待されているイメージとも言い換えることができるでしょう。

前回・前々回のトピックの中でも、その「自信」について触れ、自信の無さを隠そうとした、
“仮の”自信のあるポーズは、かえってネガティブなイメージを相手に与えてしまうという、
真逆の結果を引き起こすことが少なくないこともあげました。それが意識的でなく無意識であればある程、
自分を守ることだけが最大の目的になってしまい、相手に対して全てを閉じた姿勢となってしまいます。
そして、意識的に自信の無さを隠そうとして「自信がある人に見える方法」と一般に言われる技術を、
自信が無く見える原因を解明せずにただ取り入れると、付け焼刃になったり、それしか知らない(応用がきかない)人
だというイメージを与えてしまったりするのです。
いずれにしても、自信があるように見せる手法を取り入れたつもりが逆効果になってビジネスパーソンとして、
全く望ましくないイメージを生み出していることが世の中多々起こっているという事実、非常に皮肉ですね。


その中でも、まずこれを上げなくては話にならないものの代表例が「パワータイ・赤のネクタイ」。
ビジネスパーソンのイメージ演出・戦略において、今や誰もが知るほどになった代表的なアイテムです。
まさに勝負に勝つ自信と姿勢を、そのタイを選び身につける「意志と行動」により表します。
赤という色を身につけることにより、その視覚的な刺激から自らの心理面にも力が湧きますし、
それを見る相手にも「あの人は情熱・自信のある強い人だ」という印象を与えられます。
また、赤いものを身につけることによって、実際に体が温かくなることも言われていますので、
よりパワフルなエネルギーが湧きやすい状況になっていることも効果の一つでしょう。
当然、その赤いそれを見ている側も興奮しやすくなっているでしょうから、ポジティブ且つ発展的なテーマの会見や
ミーティングの際には、相手や観衆を巻き込んでより一層盛り上がる為には、必須のアイテムであり手法であると
言えるでしょう。
しかし、これだけ効果の高い方法であり、誰もが知るところとなった「赤のネクタイ」であるにもかかわらず、
実際そのアイテムの選び方や取り扱い手法の「重要な注意点」までは伝わっていないのも、紛れもない事実。
それは、メディアに登場される様々な方々の姿を見れば一目瞭然です。


「赤いネクタイ」という特効薬だからこそ、その使用方法と適量は守らないといけませんし、
体質に合わない赤のネクタイは、かえって毒にもなる。そして、どんなに体質に合ったものだったとしても、
行き過ぎれば副作用が起きてしまいます。
そう、パワーのある物に特に共通するのは、「誰にとっても良いものなど無い」ということ。
だからこそ効果のあるものを取り扱うには、それなりの知識と経験、それを身につける人自身との相性や、
ご自身の力量も備わっていなければ、自分自身が負けてしまうということを十分理解する必要があるのです。


「イメージ戦略」という言葉が、未だどこかビジネスから分断されており、御飾り的扱いのエリアにあるように
感じるのは、実際のビジネスシーンで用いるにあたってのネガティブサイドが理論的に知られておらず、
それを指摘でききれていないことから来る、リアリティの無さなのではないでしょうか。
ネガティブな面を知ればこそ、よりそれを戦略的に取り入れることができる、これこそが本当のイメージ戦略です。


これから数回にわたり、自信があるビジネスエグゼクティブのパワーを印象付ける代表例「赤のネクタイ」が使われ、
罠に陥った例と、その原因分析をしていこうと思います。
そしてそのネガティブ面をポジティブに戦略的に活用していただける、誰にも共通で、今まで誰も解説してこなかった
重要な注意点をお伝えしていきましょう。


次回は、「“○○のひとつ覚え”イメージになったの経営者」として赤いネクタイの罠と効果を解析します。

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