menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

仕事術

第40回  年に一度は、録画DVDのチェック!「再生できないDVDの原因と対策」

デジタルAVを味方に!新・仕事術

digital20151.jpg

 

ムービーカメラで撮影した社内外のイベントや、家族の行事を、DVDディスクにダビングして長期保管に備える方は多いようです。

コンパクトで長時間の録画が可能なDVDディスクは、保管スペースが少なくて済む点でも重宝します。

一方、こうしてDVDでの保管が増えると、「数年前にダビングしたDVDディスクが再生できない!」という事態に遭遇することも少なくありません。実際、筆者もしばしば相談を受けます。

大切な記録を消失しては一大事。再生できないDVDディスクの原因と対策をご紹介します。

原因その1「ファイナライズ忘れ」

実際に筆者が相談を受けた問題ケースの殆どは、「ファイナライズ忘れ」が原因です。

「ファイナライズ」とは、録画したDVDディスクが、どのメーカーのDVDプレーヤーでも再生できるようにする、言わば「仕上げ作業」です。

録画当時は、録画した機器で再生チェックを行うケースが多く、この場合は、ファイナライズされていなくても再生が可能なため、「ファイナライズ」を忘れてしまいがちです。

その後、数年が経過すると、DVD再生機器を他メーカーに買い替えているケースも多々あり、この場合「再生できない!」という事態に遭遇する訳です。

対策としては、再生できないDVDディスクを、録画したメーカーのレコーダーにセットして、ファイナライズを行います。メーカーが同じであれば、機種が異なっても原則問題はありません。録画したメーカーのレコーダーが手元に無い場合は、所有している知人を探して、ファイナライズ作業を依頼すると良いでしょう。

原因その2「ディスクの劣化」

DVDは光ディスクと呼ばれ、レーザー光を使って非接触でデータの記録や再生を行うため、寿命は100年以上・・・と言われることも多くあります。

しかしこれは、充分に高品質なディスクを、適切な環境で保管した場合に限ります。

ノーブランド品など、格安録画用DVDディスクは品質が低く、湿気、温度、紫外線などによって劣化が進み易いものです。原則、大切な記録の保管にはおすすめできません。

しかし、どうしても再生できない事態に遭遇したら・・・

可能性があるのは、雑貨店などで販売されている、格安DVDプレーヤーでの再生です。中国などでの販売を想定した格安プレーヤーは、規格外の粗悪ディスクも再生できる製品が多く、絶対とは言い切れませんが、再生できるチャンスがあります。

もし運良く再生ができたら、その隙に、他のDVDへコピーしてしまいましょう。


保管の心得 【テープメディアは捨てずに保管しておく】

元の録画がテープメディアなら、DVDディスクにダビングした後も捨てずに保管しておきましょう。

DVDディスクのデータが完全に消失してしまっても、元のテープメディアがあれば、再度新しいDVDディスクにダビングすることもできます。

テープメディアを再生する機器が故障や廃棄で手元にない場合は、専門業者にダビングを依頼することができます。


【ブルーレイにダビングしておく】
 DVDよりも新しいブルーレイは、耐久性も向上しています。DVDディスクが再生できるうちに、信頼できる大手ブランドの高品位なブルーレイディスクにダビングしておくと安心です。

特に大切な映像は、複数枚のブルーレイディスクにダビングしてリスク分散したり、数年に1度、新しいブルーレイディスクにダビングし直しておくと、さらに安心です。

【ディスクの保管は快適な室内で】
DVDディスクの長期保管に際しては、米国標準技術研究所(NIST)が、研究の結果、理想的な保管温度は摂氏4度~20度、湿度は20%~50%、最も長寿命が期待出来るのは、温度が18度、湿度40%としています。図書館の記録資料や政府関連資料などでは、こうした指標を参考にしているようです。

一般的には、人間が快適に過ごせる室内(温度・湿度)で、直射日光を受けないように気を付ければ充分でしょう。温度と湿度が調整できる特殊な保管庫に収納すると、取り出した際の急激な温度・湿度変化が、ディスクにより大きなダメージを与える可能性があるためです。

なお、米国標準技術研究所は、書き換え可能なDVD-RWよりも、書き換えが不可能なDVD-Rの方が、データの保管性において長寿命と述べています。

さいごに

DVDやブルーレイディスクは、長時間の録画が可能なだけに、データが消失した際のリスクも高いものです。デジタル方式は、便利で高性能な反面、脆い部分もあるのです。

「安心」を手に入れるためにも、年に一度のチェックや、可能であればバックアップを取るようにしましょう。

鴻池賢三

第39回 FAX革命!スマホでチェック!前のページ

第41回 ウエアラブルで変わる現場次のページ

関連記事

  1. 第71回  数十万円も当たり前?!超高級音楽プレーヤーの世界

  2. 第33回 海外から日本のテレビを見る方法

  3. 第116回 オンライン会議で印象をアップする高画質術

最新の経営コラム

  1. 第160回コミュニケーション上手になる仕事の進め方82「指示されたことに『+α』の知恵」

  2. 第5回 支払手形が徐々になくなっており、法令変更への備えが読める会社

  3. 第68回 季節の移ろいを言葉で感じて心豊かな秋の時間を

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. 社員教育・営業

    第95回 コミュニケーション上手になる仕事の進め方15 仕事の教え方もコミュニケ...
  2. キーワード

    第99回 東横線・副都心線相互直通運転
  3. 仕事術

    第128回 パソコン仕事の疲れ軽減と作業効率アップに「モニターアーム」
  4. サービス

    51軒目 ミシュランの三ツ星に輝いた寿司屋の違いとは・・
  5. マネジメント

    第72回 『関心を示す』
keyboard_arrow_up