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- 第12回 効率よくコツを習得 意識を変えて美文字になる!
新年おめでとうございます。
2018年が幸多き一年になりますことをお祈りいたします。
さて、新たな気持ちで一年の抱負を思い描く今の時期、みなさんはどんな目標を立てますか。
事業計画や売上目標といったオフィシャルな計画や目標のほかに、個人的な目標として「美文字を目指す!」と宣言してみてはいかがでしょう。
「自分の書く字が好きじゃない」
「ヘタだから書きたくない」
そうした声が聞こえてきそうです。
でも、大丈夫。文字はほんのちょっとのコツを押さえるだけでみるみる上達します。
たとえば、最も書く頻度が高い「ありがとうございます」を書くときには、次のポイントを意識してください。
【美文字ポイント1】
「う」や「す」といった縦長の字を大きく書くよう意識すると、全体の印象がのびのびして、気持ちが伝わりやすくなります。
上の2行を見比べてみてください。
字そのものに大きな変化があるわけではありませんが、「う」「す」、加えて「あ」の弧を大きく描いたことにより、印象がパッと華やかになりました。
さらに、もう1つポイントがあります。
【美文字ポイント2】
「すみません」「申し訳ありません」のように、最後が「ん」で終わる場合、「ん」を少し大きく書くと、着地がしっかりして安定感が出ます。
上記の2つはいずれも当協会のアルバイトスタッフが書いたものです。
字そのものは変わらずとも、ほんの少しの心がけで、ずいぶん印象が変わったことに気づくでしょう。
すべての文字を美しく書こうと思うと、何十年というレッスン期間が必要ですが、ビジネスシーンで手書きする文字は決して多くありません。
「ありがとうございます」「お世話になっております」「よろしくお願いいたします」といった基本フレーズを中心に、「株式会社」「代表取締役」「〇〇様」「〇〇御中」などのよく書く字のコツさえ押さえれば、すぐに苦手意識を克服できます。
ぜひチャレンジしてください。
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