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- 第5回 文字が苦手な人ほど3つのポイントを意識して
手書きすることをためらう理由のひとつに「字が汚い」「自分の書く文字に自信がない」という人がいるようです。
でも、そもそも自分の書く字に自信がある人など、ほんの一握り。あまりに美しい文字を流暢に書き連ねると、「なんだかすごい」と相手を委縮させてしまうこともあります(お互いの関係にもよります)。
文字は美しく書くことを目指すより、読みやすく書くことを心がけましょう。
美しい文字を書きたいと思って美文字のレッスンをするのは、すばらしいことですが、美しく書くためにはレッスンが必要です。
その一方で、次の3つのポイントを意識すれば、だれでもすぐに読みやすい文字が書けるのです。
【文字を立派に見せるポイント】
1・大きく書く
2・太字で書く
3・青で書く
自分の書く文字に自信がないという人は、その自信のなさのあらわれか、小さな文字でクシュクシュと書き連ねる傾向があるようです。しかし、小さな文字は、それだけで読みにくいですね。年齢が上がれば視力は衰えますから、小さな文字が読みにくく感じるのは必然です。
上の写真を見比べてみてください。
3行ともに同じリズムで書いた文字ですが、だいぶ印象が異なると感じませんか。
文字は大きく堂々と書きましょう。
そのためには、太字のペンを使います。太字のペンを使うと、文字がつぶれないよう、おのずと大きな文字が書けます。
さらに、黒ではなく青をすすめる理由は、見た目の印象が明るく、元気がよくなるからです。
日本には墨文字の文化がありますから、黒のほうがオフィシャルな印象を抱く人もいます。しかし、手書きのひと言は、フォーマルな場で発行する文書とは異なり、気持ちを伝える、コミュニケーションをよくするためのツールです。
文字は、書く人の人柄や性格を映し出します。
大きく、太く、青でしたためると、明るく若々しい人という印象を与えます。男性ならなおさら、そこにさわやかな印象が加わりますから、青のもたらす効果は絶大なのです。
黒がダメということではありません。細字ではいけないということでもありません。
結論をいえば、自分が気に入ったペンで書くのが一番です。その気に入ったペンを見つける際に、この3つのポイント(1・大きく書く、2・太字で書く、3・青で書く)を意識してみてください。
◎すぐに使える!6月のフレーズ
そろそろ梅雨入り。
晴れやかな気持ちで過ごしたいですね。
雨降りの日が続きます。
アジサイもきれいに咲いています。
雨上がりに大きな虹を見ました。
なんだかラッキーな気分です。
汗ばむ陽気になりました。
体調を崩しやすい時季ですから、ご自愛ください。