menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

コミュニケーション

第6回 心の状態に目を向けて書くと元気になる

業績アップにつながる!ワンランク上の手紙・メール術

 梅雨時です。湿気が多く、ジメっとした鬱陶しさを覚える人もいるかと思いますが、いかがお過ごしですか。
 気分がのらないときや集中力が高まらないときは、コーヒーやチョコレートといった小さなご褒美を用意しながら書くと、気分が変わります。
 些細なことですが、人の気持ちは些細なことで、変わるもの。長雨がつづく紫陽花の頃、あえて時間をかけて万年筆のインクを入れ直すうちに、心が落ち着くこともあるものです。
 
 
 
letter201707_1.jpg
 
 
 昔から、「夜中のラブレターは危険」という噂話があります。
 真夜中に必死に書き綴ったラブレターを翌朝、読み返し、あわてて書いたものを処分した経験のある人もいるのでは? わたしも、その経験者の一人です。
 
 大事なメールやハガキを書くときには、午前中の気分がさっぱりしている時間帯がおすすめです。
 晴れ晴れとした気分で文章を書くと、自然と軽やかな文体になり、その軽やかさは文字を通して必ず読み手に伝わります。
 
 ただし、真逆のことを言うようですが、わたしの場合、なんとなく気持ちがのらないとき、取り立てて大きな理由はないもののなぜかやる気が高まらない日に、あえてハガキを書くことがあります。
 ハガキを書くときには、美しい絵柄のポストカードを使って、よい言葉を綴ります。
 色鮮やかな絵柄を目にしながらお気に入りのブルーインクで、「いつもありがとうございます」「ご自愛ください」「ご発展をお祈りします」と相手のことを想像しながら言葉を綴ると、自然と気持ちが前向きになり、仕事に向かうエネルギーが満ちていくのを感じるのです。
 ぜひこの効果を実感し、社員の方にも共有してください。
 
 
 
◎すぐに使える!気持ちに寄り添うフレーズ例
 
■おつかれさま
 いつも遅くまで、おつかれさまです
 
■大丈夫
 大丈夫。きっとうまくいきますよ
 
■〇〇さんらしく
 普段の〇〇さんらしく、のびのびがんばってください
 
■ゆっくり
 あせらず、ゆっくりやりましょう
 
■お手伝いします
 面倒なことは、いつでもお手伝いします
 
■話を聴かせてください
 もしよかったら、話を聴かせてくださいね
 
■応援しています
 営業部の皆が〇〇さんを応援しています
 
■期待しています
 次こそ、期待しています
 
■がんばった
 〇〇さん、本当によくがんばりましたね
 
 
 
 

第5回 文字が苦手な人ほど3つのポイントを意識して前のページ

第7回 お詫びの文章の書き方は?次のページ

関連セミナー・商品

  1. 【通信教育】仕事で差がつく!実用美文字・美手紙講座

    音声・映像

    【通信教育】仕事で差がつく!実用美文字・美手紙講座

  2. 【通信教育】仕事で差がつく!「 メール・文章の書き方講座」

    音声・映像

    【通信教育】仕事で差がつく!「 メール・文章の書き方講座」

関連記事

  1. 第27回 もらって笑顔になるひと言は?
    期待と不安を書き出そう

  2. 第13回 たったひと言で印象がグンとアップする!2月に使いたい言葉

  3. 第53回 まわりのやる気を引き出し苦難を乗り越える言葉のレッスン

最新の経営コラム

  1. 第223話 ビジネスに情を持ち込むな

  2. 第八十二話 「家具を売らない家具屋」— 西岡家具店の挑戦

  3. 朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳 2025年3月19日号

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. マネジメント

    交渉力を備えよ(34) 官僚を動かすコツ
  2. 採用・法律

    第82回 建物の老朽化を理由に契約更新の拒絶はできるか
  3. 税務・会計

    第88回 デジタルインボイスPeppolが経理業務を変える
  4. マネジメント

    第310回 登竜門を突破せよ
  5. 戦略・戦術

    第八話 遊ぶ町工場_ヒルトップ 企業視察の着眼点
keyboard_arrow_up