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第61号「自分自身の声」

米国スポーツ・ビジネスに学ぶ心理学

近年のテクノロジーの発展により我々の生活も大きく変わりました。仕事柄アメリカと日本を行ったりきたりの生活をしておりますと、その変化は顕著に感じ取ることができます。

一番分かりやすいのが日本での電車内での様子です。一昔前のように車内で新聞を広げて読む人などはほとんどおらず、週刊誌や雑誌でさえも読む人の数は激減しました。その代わりに多くの人が携帯を使い情報収集、ゲーム、音楽などを聴いています。

誰もが電車に乗ると同時に自分のやるべきことが全てまるで決まっているかのごとく携帯を取り出し自分の世界へと入ります。 

今となってしまえば当たり前の様子ですが、ほんの数年前までは本当にこの様な姿は考えられませんでした。

私自身も移動には相当の時間を消費させられますので移動の時間を使って何かを学べたり、情報を得たり、あるいは仕事ができることは本当にありがたい話でありテクノロジーの恩恵を受けている者の一人です。 

しかし我々はこの恩恵を受けるのと同時に注意もしなければならないこともあります。

それは自分の時間の使い方です。

理由はあまりにも外からの情報が何時でも入るため自分自身と向き合う時間が激減してしまうのです。“自分と向き合う時間?”と思われるかもしれませんが、我々は自分の頭の中で常に会話をしています。一説によりますとその会話数は17~10万と言われております。“本当かなあ~?”と思われた皆さん、それも1つの会話です!

ですから会話は常にしているのですが問題はこの会話の内容です。あまりにも外からの情報ばかりを聞いていると自分との会話が「リアクション」つまり反応したものばかりになってしまうのです。

私は常に自分にとって大事なメッセージを自身が発していると信じています。しかし、このボイスは自身の心が静かな状態でないと聞き取れないものです。どんなに自分に何かを伝えたくとも、ざわついた心の状態ではその声が聞き取れないわけです。

 ですから多くの人が忙しさから自分の声を一切聞き取ることなく生きてしまう。それが何日も、何十日も、時として何百日も続き、そして自分自身の心の異変に気がついた時には既に遅い状態となっているのです。

今、実に多くの人がシャワーやお風呂に入っているときに色々なアイディアが浮かぶと証言します。これはお風呂に何か特別な効果があるのではなく、お風呂などでは携帯などの機器を持ち込むことができなくなる為、外からの情報が唯一とどかなくなる場所なのです。この例でお分かり頂けますように、心の静寂の時間を持つことはとてもたくさんの益をもたらしてくれます。

 皆さんもお忙しい中にいても、自分の声を聞く時間を作ってください。

“最近調子はどう?”と自身に問いてみてください。自分の声に耳を傾けることはそれほど大事なことなのです。

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