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- 第112回 リモートワークでお手軽ネットワークカメラを活用
インターネット、Wi-Fi、スマホの浸透に伴い、ネットワークカメラの利用者が急増しています。旧来は主に防犯や監視に用いられていましたが、最近は価格が手ごろになってことで、就寝中の小さなお子様の見守りや、家に残したペットの観察ほか、様々な使い方がされているようです。アイデア次第で、用途は無限に広がります。
昨今のビジネス環境を鑑みると、リモートワークが推奨されていますので、オフィスや作業場の様子を確認したり、無人の事業所で突然来客があった際の対応などにも役立つでしょう。
比較的低価格で人気の製品は、tp-linkの「Tapo 100」。市場価格は3,500円程度とお手軽ですが、動くモノを検知するとスマートフォンに通知したり、マイク内蔵で双方向通話も可能など、機能性も充分。実際に筆者も使用していますが、画質は必要充分で、さらに日没後で暗くても小さな明かりがあれば内容を確認することができます。また、動体検知時の通知も実用的。オフィスを広く見渡せる位置に設置しておけば、出社したスタッフあるいは侵入者がいれば、通知してくれるので、映像を監視し続ける必要もありません。ほか、双方向通話が可能なので、インターホンのように玄関に設置しておけば、来客時、遠隔で声掛けや応対も可能です。
設置はコンセントとWi-FiアクセスポイントさえあればOK。映像の確認は、スマホに専用アプリをインストールするだけと手軽です。
セキュリティーや接続安定性の面で、大企業や命に関わる用途には不向きですが、手軽で導入し易いのは何より。リモートワーク環境改善の一助として、活用してみてはいかがでしょうか?
左手前がTapo 100。右は捉えた映像をスマホ画面に映し出している様子。
【紹介製品】
メーカー: tp-link
製品型番: Tapo 100