訪問先でのプレゼンテーションや展示会でのBGMなど、ノートパソコンに内蔵のスピーカーでは音量も音質も心もとない・・・という経験は少なくないようです。
そこで今回は、筆者鴻池厳選、ビジネスシーンにお薦めの超小型スピーカー「ベスト3」をご紹介します。
■携帯性も音質もパーフェクト BOSE SoundLink Mini
2013年7月に新発売の「BOSE SoundLink Mini」は、手の平に乗る超小型サイズながら、充電バッテリーを内蔵し、ノートパソコン、スマホやタブレットからの音声を無線で受信できるBluetoothに対応しています。
(Bluetoothの詳細については、 「第16回 Bluetoothで手軽に音質アップ」 で詳しくご紹介しています」)
完全にワイヤレスで使用でき、置き場所が限定されないので、例えば、プレゼンテーションなら、スピーカーをお客様の目の前に置くことも可能。プロジェクターなどの騒音が気になる環境でも、お客様はスピーカーからの音声を明瞭に聞き取る事ができます。
音質も携帯型Bluetoothスピーカーとしては最高峰で、宿泊先のホテルで音楽を楽しむ用途にも最適。今、たいへんお薦めできる製品です。
【製品情報】
メーカー: BOSE(ボーズ)
製品名: BOSE SoundLink Mini
価格: 22,890円(BOSEオンラインストア)
■USBでお手軽接続 Olasonic TW-S5
Olasonic(オラソニック)の「TW-S5」は、パソコン接続専用で価格もお手軽なスピーカー。パソコンとの接続は、USBケーブルがたった1本とシンプルで使い勝手が良いのも魅力です。電源もパソコンから供給されるので、別途ACアダプターを持ち運んだり、接続する必要もありません。
Bluetoothなどのワイヤレススピーカーは、接続設定や操作が不安・・・という方にもお薦めできます。
音質は音楽鑑賞が楽しめるほど良好で音量も充分。カラーバリエーションも7色と豊富なので、展示会でプロモーションビデオを放映たり、BGMを流す用途にも適しています。
【製品情報】
メーカー: Olasonic (東和電子)
製品名: TW-S5 (製品サイト)
価格: オープン価格(実売価格は8,000円前後)
■ 「音」に”とことん”こだわる
(株)タイムドメインの「TIMEDOMAIN Light」は、同社社長の由井啓之氏が提唱するオーディオ理論「タイムドメイン理論」に基づく最もコンパクトなスピーカー。
音声入力はステレオミニプラグなので、ヘッドホンが接続できる機器、つまり、ノートパソコン、スマホ、ダブレット、テレビ、携帯型音楽プレーヤー、ラジオなど、何にでも接続して音を鳴らす事ができます。
電源を供給する付属のACアダプターは大きくて重いので、携帯にはやや不向きな面もありますが、楽器を演奏される方などを中心に、音の再現性能に定評があります。音の特長としては、音量が小さくても遠くまで音が届き、また、うるさく感じないので会話を遮らないのもポイントです。疲れない「音」が好評で、リッツカールトン大阪の全客室に設備としても導入されています。
展示会で音質にこだわるユーザー、宿泊先のホテルでリラックスして音楽を楽しみたい方におすすめの逸品です。
【製品情報】
メーカー: タイムドメイン
製品名: TIMEDOMAIN Light(製品サイト)
価格: 18,900円(タイムドメイン オンラインストア)
鴻池賢三