「強い決算書の会社はココが違う!」ワンポイント音声講座
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今回のキーワード「面倒で小さなニッチな仕事を受けなさい」
中小企業の強みは、規模が小さいことです。規模が小さいからこそ、小さな仕事でも対応できるのです。大企業になればなるほど、大きなマーケットの大きな仕事を受けて、大きく稼ぎます。固定費や投資額が大きいから、大きい仕事もできるのです。逆に、大企業が小さい仕事を受けても、固定費や投資額に見合いません。大企業は、小さい仕事や面倒な仕事は避けたいのです。
そこに中小企業の生き筋があるのです。大企業ができない、嫌がる面倒な仕事やマーケットの小さな仕事を受けるのです。
中小企業が大企業と同じ土俵で仕事をしようとしても、勝てる見込みは少ないです。そこに注力するよりも、陰に隠れ目立たないけれども、欠かせない仕事が、世の中にはたくさんあります。
小さいマーケットだけれども、大企業が参入してくることはなく、経常利益を10%程度、常に稼いでいる、という会社が私たちの顧問先にもあります。
世の中が変化するにつれ、細かなニーズも変わります。その小さなニーズをとらえ、限られたヒト、モノ、カネを注ぎこむ中小企業が、間違いなく稼いでいるのです。