良い習慣からは、必ずいい結果が生まれますし、悪い習慣からは悪い結果しか生まれません。
我々の'思考習慣'(パターン)にも同様な事がいえます。
今朝、目を覚ましてから会社に行く間にどんな事が頭を駆け巡っているか思い出してみましょう。
会社で起きている問題、家族の問題、会社での対人関係、支払い請求書など、といったところでしょうか。
これらの否定的な事を毎日、毎日、頭の中で描きながらスタートさせる1日が、健全であり希望に満ちているとは
とても思えません。
但し、心配しないで下さい。特に中年と呼ばれている年齢の方が、この様な事を考えるのはごく自然なことで、
アメリカでは'ミドル・ライフ・クライシス'直訳すると'中年の危機'といった言葉が存在する程当たり前に起きる事
なのです。これは、赤ちゃんが、成長する過程や、思春期を経て大人になっていく10代の子が経験する全く健全な
経験なのです。
ここであるゲームをしてみましょう。
特に自分は集中力があると思っている方は是非試してみて下さい。
まず、自分の好きな数字を頭に思い描いてみてください。
そしてその数字だけを頭の中に考え続けるゲームです。
その時間が長ければ長いほど集中力が高いことになります。
ではスタート。
どうでしたか?驚くほど短い時間しか集中できない事がお分かり頂けましたか。
最初は10秒間続けられればいいほうです。
しかし、これも練習を積んでいくと30秒、1分、2分と徐々に長くなっていきます。
皆さんも時間のある時、電車の中などでも是非練習してみて下さい。
"考えたくなくても色々なネガティブな情報は入ってきます、"という方はポジティブな情報をリインプット(再入力)する
必要があります。
ゴルフをした事がある方なら理解していただけると思うのですが、どんなに調子が良くても苦手なホールがあり、
また反対にどんなに調子が悪くてもナイスショットが打てるホールがあるのは過去のデーターのインプットされている
内容がなせる業です。
ワールドランキング世界1を48週続けたグレッグ・ノーマンが以下の様なコメントを残しています。
"自分のお母さんとでも一緒にプレイしていない限り、
ナイスショットの度に褒めてくれる人などいない、だから自分が自分を褒めてあげるのです"
どうですか、これがワールドランキングNo.1を独占した人間のコメントです。
みなさんが最後に自分を褒めてあげたのはいつですか?
自分がベストフレンドになっていますか?
不安や心配、興奮などからは不整脈、心臓病、血圧、消化器官、免疫力低下に多く影響します。
明日の朝、自分の顔を見て、心の中でいいですから褒める練習をしましょう。