社長は企業の顔といいます。社長の存在は、その企業を代表するものであり、イメージそのもの。
そうすると、企業の顔である存在の社長自身の顔は、最重要ポイントといっても過言ではありません。
第一印象の法則でも、人が相手のイメージを抱く比率は「全身」対「顔」が、3対7。
圧倒的に顔の印象が、大きな割合を締めていることが分かります。衣服などで覆われることなく、
常に表に出ている人の素の部分である代表が顔。
さらに、女性と違ってメイクアップなどしない男性の場合、なおさらです。
男性の顔周りの印象を決めるポイントは「肌、髪、表情」。その中から、今回は「肌」についてです。
社長として重要な「重厚感」や「余裕」のあるイメージを感じさせることができる肌の印象作り。
これに大きな差とが付つ上に、日々の積み重ねが見え隠れする重要な事柄があります。
それは、「水分補給と油分のコントロール」。その方法としては、「洗顔と洗顔後のケア」なのです
丁度涼しく過ごしやすい季節になってきましたので、
夏のように汗をかくことも無くなり、肌もさらさらになってきている事でしょう。
しかし、そこが問題です。肌は、夏の紫外線で大変疲労しています。
特にゴルフや海でのレジャーを楽しまれた方はもちろんのこと普通に生活していた型であっても、
ご自分が思っていらっしゃる以上に紫外線を浴び、日焼けをしています。
そう、この日焼けによって、肌は水分を失っているのです。
夏の間は湿度があり、肌は潤って感じましたが、
秋そして冬に向かい、どんどん乾燥が激しくなっていきます。
この夏に水分を失った肌をこのまま放っておくと冬の寒気と乾燥で、肌は一気に老化するのです。
まず、あまり知られていない男性の肌の特徴を御教えしましょう。
実は、一般的に男性の場合、20代から50代まで肌の油分の量はほとんど変わる事がありません。
ですので、大人になっても顔がテカり気味になってしまう方も少なくない筈。
そういう方の大多数は、洗顔後に「自分は油でテカテカしてしまうからそのままにしておいても大丈夫」と
放りっぱなしにされているのではないでしょうか?そこが勘違い。
皮膚は、表面が乾燥すればするほど皮脂を分泌します。
内側の水分が蒸発してしまうのを防ぐ為、体が一生懸命にバリアーを張ろうと機能しているのです。
その上、男性の肌における油分の多さと反比例して水分はとても少ない傾向にあります。
テカってしまうのも当然の現象といえましょう。
反対に言えば、ココを改善する事で、肌のテカリも抑えられ、油分と水分のバランスが取れた、
若々しく精悍な肌を保つ事ができるのです。
そこで、その方法。洗顔で油分と汚れを綺麗に取ってしまった肌には、
水分補給と取り去ってしまった皮脂の変わりに、水分蒸発を防ぐ蓋となるものが必要です。
保湿効果のあるローションや、さっぱりしたジェル状の物も沢山あります。
この一手間をかけるか、かけないかで、1ヵ月後の肌の調子はてきめんに変わっています。
米・ARAMIS社に伺った話では、男性化粧品の中でも、
洗顔後にそれ1つの使用だけで済む、エイジングケアの製品が特に宣伝などしていないにも関わらず、
とにかくぐんぐん売り上げが上がっているとの事。
やはり、お顔の肌は、相手に年齢を感じさせてしまう最大のポイント。
ビジネスの世界で活躍するビジネスパーソン、特に経営者たるもの、
いくつであっても“現役”である事をあらわすイメージが必須なのです。
そして、私が行いますコンサルティングやトレーニングの際にお目にかかる成功している方々の
肌を拝見するにつけ、とても潤っていらっしゃり若々しく、健康的な艶があります。
やはり見られている意識と、毎日の最低限のお手入れが功をなしているです。
どんなに良い装いをしていても、それを身につけていらっしゃる方の素材である肌が疲れていては、全て台無しです。
健康的な肌は、顔の印象をよりいっそう輝かせますし、充実した生活の度合いが現れるバロメーターです。
いつまでもパワーを感じさせる肌・顔の経営者であるために、是非デイリーケアを見直してみてください。