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第43回(日本の文化を活用する「ライスディッシーズ」)

「社長の繁盛トレンド通信」

◆Worldグリル&Cafe Rice Dishes(ライスディッシーズ)◆


「日本の文化を活用する」

 
京都の町屋に見られる古民家風の内装に、ラテン風の情熱の赤色の家具を配置
 
モンゴリアンーリブ・ライス 1200円

キューバンーシュリンプ・ライス 1400円

 

「日 本の米は世界で一番うまい」。
もしかしたら、このような考え方は、米文化の進化にブレーキをかけているのかもしれない。
今年の8月、学芸大学駅前にオープンした米料理専門店
『Worldグリル&Cafe ライスディッシーズ』を訪れれば、誰でも、そんなことを考えるはずだ。

この店では、現在、8種類の米料理を出している。

もっとも驚かされるのは、料理にあわせて、米をブレンドするという発想。
同店では、料理との相性、日本人の好みを考えた上で、
うるち米に、ジャスミンライス(タイ)、ワイルドライス(北米先住民の常食)をブレンドして、
スパイスやハーブなどを加えて炊き上げている。

その上に、グリルした肉や魚、それにサラダなどがおいしそうにのっている。
モンゴルやキューバやジャマイカなど、米を主食にしている国のおかずを、
日本風にアレンジしたグローバルスタイルの"ドンブリ"だ。

スパイスのせいか、ご飯はほんのり、いい香りがする。
その上、さっぱりとしているから、こってりとした肉や魚によくあう。

同店を経営しているのは、飲食店のプロデュースを手がける株式会社レスプロ。
そもそも米料理の店を始めようとしたきっかけは、様々な店舗をプロデュースする中で、
ごはんを食べられる店や、酒に合う米料理を出している店が少ないことに気づいたことだ。

同社の代表の川野秀樹さんは、留学経験もあり、アメリカで、
いろいろな国のコメ文化が融合しているのを見てきた。
また、米料理を肴に酒を飲むのも当たり前だった。
酒を飲んだ後に、あらためてご飯を食べる日本とは対照的だ。

そこで、文化まで含めて、世界の米料理を融合させた店をつくろうと考えたという。

実際にオープンすると、カップルや友人同士はもちろん、
会社帰りに夕食を一人で食べにくるサラリーマンやOLも少なくなかった。
新しい米料理に対する需要は高いと確信できたそうだ。
"ドンブリ"は、一種のファーストフードでもある。
いずれは、この店舗をFC展開していきたいという。

ところで、寿司は、海外に渡ったことで、カリフォルニア巻きをはじめ、意外な組み合わせが誕生した。
骨董品屋で二束三文の価値しかなかった火鉢や壷は、
外国人の手によってガラステーブルの足やスタンドとして蘇った。
盆栽も、アメリカ式の洒落たアレンジが加わることで、ちょっとしたブームになった。

海外旅行の時、ちょっと意識して日本の文化、
あるいは、日本文化と同じルーツを持つものが、どのように使われているかを見れば、
ビジネスの意外なヒントが得られるに違いない。
(カデナクリエイト/竹内三保子)


◆社長の繁盛トレンドデータ◆

● 『Worldグリル&Cafe Rice Dishes(ライスディッシーズ)』

東京都目黒区鷹番3-14-14 サーカス学芸大学B1

TEL
:03-5724-4727

最寄り駅「東急東横線学芸大学駅」西口より徒歩2分

http://www.respro.jp/01about/shop/log/2007/07/rice_dishes_bbq_1.html

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