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第59回(「勉強カフェ・ブックマークス」)

「社長の繁盛トレンド通信」

◆勉強カフェ・ブックマークス◆

「コミュニティで会員を離さない」

ホテルのロビーのようなイメージの店内。
本棚には会員が持ち寄った本が並ぶ
交流できるスペースとは別に、自習スペースも完備
ブックマークスのロゴがあしらわれたエントランス 会員が自分の目標を書いて貼る「プログレスボード」。ここで、自分と同じような 目標を持つ会員を探すこともできる。


_honbunいま、有料の自習室が社会人の間で人気になっている。
不況の影響で、資格や語学の勉強をして自分のスキル磨きに励む人が増えているためだ。

東京・北参道にある「勉強カフェBOOK MARKS TOKYO」(以下、ブックマークス)も、
ビジネスマンのための会員制勉強スペースのひとつ。

「目指したのは“大人の勉強スペース”なんです」
と、運営する株式会社ブックマークスの山村宙史さんが言うとおり、
ブラウンを基調にした内装と、おしゃれなインテリアが落ち着いた大人の雰囲気を演出して いる。

そして、他の自習スペースにない最大の特徴は、
会員同士が同店内で知り合い、自由に交流できることだろう。

「一人で勉強するだけでなく、勉強を通した人脈づくりの場として活用してもらえればと思い、
ホテルのラウンジのようなスペースを用意しました」

とはいえ、いきなり見ず知らずの相手に話しかけるのは難しい。
そこで店側が会員同士をマッチングする。
入会時に事前にアンケートを取り、同じような仕事や 目標を持った人が店にいる場合、
スタッフが間に入って両者を引き合わせるというしくみだ。

山村さんがこのビジネスを始めたきっかけは、
自身も会員制の勉強スペースを利用していたことにある。

「社会人のための勉強スペースは、仕事やビジネスに対して意識の高い人が集まる場所です。
そういう人達どうしが知り合ったり、話したりするきっかけがない のはもったいない。
そこで知り合ったことがきっかけで一緒に勉強する仲間ができたり、新しいビジネスが生まれたり……。
そんな場があれば絶対に面白いし、 ニーズがあると考えたんです」

08年11月のオープン以来、ウェブ上のクチコミで会員数を伸ばし、
現在では230名が会員として利用しているという(2010年1月末現在)。
会員の7割が会社員で、年齢層は幅広いが20代から30代が中心になっている。
山村さんの目論見通り、会員同士の交流もさかんだ。
会員が自発的に行う勉強会や、小 規模のセミナーなど、常に何かしらのイベントが開かれている。
中には週に4回はここに通う人もおり、退会率も低いそうだ。

「普通の会員制勉強スペースなら、目標を達成したら通うのをやめてしまう。
でも、ブックマークスにはコミュニティがある。
目標を達成しても、会員様は仲間 との交流を求めて足を運んでくれるというわけです」

顧客同士が作り上げるコミュニティは、集客の強力な武器になる。
既存のサービスに、顧客同士のコミュニケーションづくりをサポートするしくみを取り入れれば
大きな効果が期待できるのではないだろうか。(カデナクリエイト/須貝 俊)


◆社長の繁盛トレンドデータ◆
 勉強カフェBOOKMARKS
 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-26-7ナッシュビル3F
 TEL:03-5770-0033
 東京メトロ副都心線 「北参道」駅 2番出口 徒歩2分
 JR総武線 「千駄ヶ谷」駅 改札後直進 徒歩7分
 http://benkyo-cafe.net/

 

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