日本国内でパパママに人気のある「ベビーテック」商品・サービスを紹介すると、まず夫婦で育児記録を共有できるアプリの「ぴよログ」(株式会社ぴよログ)。300万ダウンロードを突破し、夫婦で育児分担する家庭には欠かせないツールとして知られるようになりました。
ミルクや授乳、おむつ交換、睡眠などの記録や育児日記を簡単な操作でつけることができ、夫婦間でリアルタイムで共有できます。それによって夫が仕事先でも子育ての状況を把握することができ、帰宅後の育児参加、育児分担がしやすくなるというものです。
育児記録共有アプリ「ぴよログ」https://www.piyolog.com/
株式会社MIXIが手掛ける家族間写真・動画共有アプリの「家族アルバム みてね」は、シンプルな操作で、子どもが生まれた親世代に加えて祖父母世代によって利用されています。離れて暮らす家族にも日々の様子をラクに共有できて便利なものとして人気を博しています。
ユーザー数はなんと、世界で利用者2000万人を突破。子どもの写真を共有することに特化したアプリは世界でも珍しく、海外では日本よりも子どものプライバシー保護の懸念や、個人情報のセキュリティへの意識が高いこともあり、世界に広がっているんだそうです。
MIXI/家族間写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」https://mitene.us/
子どもへの絵本の読み聞かせも、ベビーテックによって進化しています。音声コンテンツの制作・配信を行うオトバンクが提供する絵本読み聞かせアプリ「みいみ」は、録音機能があることが特徴で、絵本の一部をパパやママの声に吹き替えることができます。
子ども自身の声に吹き替えたり、吹き替え部分をロボットやゾンビ、宇宙人などに変えられたりする仕掛けもあり、子どもが熱中しやすくしました。絵本読み聞かせアプリ「みいみ」https://miimi-app.jp/
セガトイズの動く絵本プロジェクター「ドリームスイッチ」は、ディズニーや童話コンテンツを壁や天井に映像を投影して楽しめるシリーズ。
部屋を暗くしてベッドに横になり、眠りを誘う絶妙なスピードと、ゆったりとしたBGMとナレーターのやさしい語り口で、子どもが寝付きやすくなります。玩具業界では10万台がヒットの目安とされる中、累計販売台数30万台を突破した大ヒット商品です。動く絵本プロジェクター「ドリームスイッチ」https://www.segatoys.co.jp/dreamswitch
他にも、親が赤ちゃんの成長に合わせた離乳食を手軽に準備できるサブスクリプション(定額課金)サービスがあります。例えば、「The Kindest(カインデスト)」や「First Spoon(ファーストスプーン)」「ごかんごさい」は、赤ちゃんの月齢に応じた離乳食を宅配で配送してくれます。
さらに、「手ぶら登園」はおむつ・おしりふきを月額定額・使い放題で提供する、保育園向けの便利なサービスです。これらのサービスは、忙しい親にとって時間と手間を省く大きな助けとなっています。