先日ジョージア州でゴルフのメジャートーナメント、マスターズが開催されました。
タイガー・ウッズの復活、若手の台頭と追撃、ヨーロッパ勢の参加をはじめ、今年は本当に話題豊富なトーナメントとなりました。
しかし他国の様子ももちろんなのですが今回は何と言っても19歳の2人、石川選手と松山選手にスポットを当てたいと思います。
松山選手は今回の出場に関して最後まで出るべきか否かを迷っていました。東北福祉大学である松山選手は地元があのような状況の中でゴルフをしていていいのか?という葛藤があった為です。しかし結論は“今の自分にできることを精一杯やる”という答えを出しました。
そのような意味から見ると、今回の2人には頑張るべき明確な理由がありました。俗にいう「ハングリー」にならなければいけない理由がありました。よく日本人のメンタルの弱さが指摘されることがありますが、私はメンタルの弱さではなく、なぜ頑張らなくてはならないのか、というWhy?が他国の選手と比べて弱いことがあるのだと思います。
それは今こそ誰もが頑張る理由を見つけなければならない、ということです。今はネガティブな材料は耳をふさいでも勝手に入ってきます。こんな時だからこそ自分がなぜ頑張らなければならないのか?という強い理由が必要なのです。家族、自尊心、人の為、経済の為、国の為、社員の為、色々な理由があるともいますが、今こそ踏ん張るべきWhyを今一度、明確にしてみましょう!Whyを明確にしてゴールを目指すほど充実する人生はありません。