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第166回 AI翻訳【社長のメシの種探検隊レポート2】

社長のメシの種 4.0

 近年、AI技術の急速な発展に伴い、翻訳分野でもAIの活用が進んでいる。
 特にビジネスの現場では、グローバルな市場への対応力が競争優位を決める重要な要素となっており、AIを利用した翻訳技術が注目されている。


 AI翻訳の最大の利点は迅速性とコスト効率の高さで、従来はビジネス文書や製品説明、契約書などを多言語に翻訳するには、専門の翻訳者に依頼する必要があり、その過程には時間と高いコストがかかっていた。
 特に大量の情報を多言語化する際には大変だったが、今はAI翻訳が非常に有効だ。


 しかし、現状のAI翻訳は大幅に進化したとはいえ、固有名詞、ニュアンス、文化的背景、専門用語の扱いなどでは誤訳が発生するリスクがあるため、契約書や法律文書のような高い正確性が求められる文書では、AI翻訳だけに頼るのではなく、専門家による確認が必要だ。
 そのためAI翻訳は日常業務や大量の情報の翻訳に利用し、正確性が求められる部分は人間の翻訳者に確認してもらうというハイブリッドな運用が有効だ。


◾️AIシュリーマン


 日本経営合理化協会のAI探検隊で訪問した翻訳会社・WIPジャパンが提供している「AIシュリーマン」は、現状の自社Webページにタグを一行埋め込むだけでAIがサイトを自動翻訳し、多言語化できるサービスだ。


 これは、生成AI「ChatGPT」を搭載したクラウドサービスで、「ChatGPT」が弱い固有名詞などにはGoogle翻訳を使うなどの補正も行われており、業界用語や自社独自の用語などは、対訳表や用語集を作成して辞書登録もできるようになっている。


 また、翻訳会社の訳文の精度検証に使われている翻訳した文章と、それを日本語に再翻訳したものを比較する「バックトランスレーション」機能も搭載されているので、自社内でもある程度の精度検証が行える。
 利用者側のWebブラウザ設定で言語を判定して自動的に言語切り替えが行われるので、海外の利用者には最初から自国語でWebページが表示されるし、多言語に対応したSEO(検索エンジン最適化対策)もされている。


 AI翻訳の活用により、これまでアプローチできなかった海外市場や顧客に知ってもらうことが可能になり、新たなビジネスチャンスを生み出し、グローバルな成長戦略を加速させることも可能になる。

======== DATA =========

●WIPジャパン
https://japan.wipgroup.com/ai-translate

 

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