「魅力ある電話応対とは」
◆「自分の声の特徴を知る」◆
_honbun「声」は財産だと思う。この財産は減ることもなく、自分の意識次第で価値となって増える一方です。
ビジネス電話応対においては、その声が会社の顔になるのであるから、いつもその財産を輝かせて欲しい。
例えば、いくら感じよい声を出す人でも初心を忘れないでほしい。
電話応対は声がでするコミュニケーションであるから声のみが頼りです。
その良い声を一日通すことが大切なことであるが、誰にでも喜怒哀楽があります。
嬉しい時や楽しい時にはハリのある声が出やすい。
そして、その反対に辛い時や、苦しい時は、かけ離れた暗い声、だらりとした声になりやすいものです。
心理状態が鮮明に出やすいので、自分がそういうタイプであると思ったら、リフレッシュをし、ひとりのプロとして励むことである。
たかが声と思うことなく、気づいたらレッスンを自分でしてみて欲しい。
1、自分の声をテープに録音してみる
2、親しい人にそのテープを聞いてもらう
3、素直に感じたことを聞くだけではなく、ノートに書き出してみる
感想を「強み」と「弱み」に分けてみましょう。
そして時間を作り、声を鍛えていく。まず、「アエイオウ」の順に、口の開閉を確認します。
つまりア行の母音にのっとって声を出していきます。
次によくある早口言葉を大きな声で繰り返しやってみる。
声の高さ、低さなどにも耳を傾けて、ぜひテープに録音し、何度も確認してみましょう。
自分の声を録音して聴いてみると自分の声の特徴とともに高さや語尾の欠点などがわかってきます。
最近は、このようなワードトレーニングと言うレッスンをしている企業が増えてきました。
基本を繰り返し練習することが応用ができる第一歩です。
どんなに素晴らしい応対ができても声が暗かったり、低かったりしたのなら、その良さは半減してしまいます。
あなたの良さを出すために、またコミュニケーションに不可欠な
人間味あふれる声を出すためにも基本をおろそかにしてはいけません。