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社員教育・営業

第86回 コミュニケーション上手になる仕事の進め方 6

デキル社員に育てる! 社員教育の決め手

「仕事のすすめ方
◆仕事を円滑にすすめる「コミュニケーションのスキル」◆

 

前回、日本語について触れてきました。特徴をよく知ることは、音声表現に役だつので日本語についてさらにお話いたします。

その前に、例えば突然ですが「フランス」と言ったとき、フランスの国の形、日本からのフランスの距離、フランスの歴史、フランス人の気質、フランス人の好きな食べ物・・・小さな色々のことを知ったうえで声にする「フランス」と、一切何もわからずに声にする「フランス」には音声表現に差がでることを感じて下さい。そのような意味から、コミュニケーションの前に日本語のおさらいをしましょう。
世界の言語は2749あるということですが、まずその数字の多さに驚きます。裏を返すと通訳を入れるか、辞書で調べなければ、2748もの意志疎通ができない言葉があるということです。
 
 言葉はおおよそ3つのグループに分けられ
ます。それぞれの特徴は、
◇膠着語・・・日本語はこのグループに属します。「膠」は、にかわのことでベタベタつきます。このつくものが「助詞のが・を・に」などです。同じ文体系には、韓国語・モンゴル語・トルコ語・ハンガリー語などがあります。
◇屈折語・・・後頭や語尾の変化で意味を様々に変えるグループです。フランス語・ドイツ語・ロシア語などです。
◇孤立語・・・語順が文法的な意味をになう言語で、語形変化や文法的機能を担う接辞があまり存在しません。中国語やベトナム語がこのグループです。
いかがですか?すでにご存じの方もいらっしゃるでしょうが、初耳という方もいらっしゃるでしょう。
 
 日本語のおおきな特徴を幾つかあげると、
1.イントネーションの高低で意味を伝える。例として“➀私は②昨日③新宿に③買い物に④行った”を考えた時、どの言葉を高くいうかで意味がかわる。
 
2.アクセントは音の高さの違いで表せる。
「はし」はアクセントの違いで「箸」、「橋」、「端」になる。
 
3.間と切り方で意味がかわる
「私は、課長と部長を空港まで見送りに行った」と「私は課長と、部長を空港まで見送りに行った」は送る人と送られる人の数がちがってくる。

4.多様な文体や文字を使いこなす 
文体・・・「デス・マス体」、「デアル体」、「ダ体」、「デアリマス体」   
文字・・・➀音を表す表音文字の片仮名、平仮名、ローマ字や意味を表す表意文字の漢字がある。②「敬語」、「方言」、「共通語」、「男言葉」、「女言葉」がある。③世界で有数の体系化された敬語を持つ。古代は神に対する畏敬の気持ちを表す言葉として使われていたが、その後の身分制度社会の中で、上下関係を厳然と区分けする言葉として体系化されて発達した。④語彙が豊富。「ギャーギャー」「パクパク」のような音や声そのものの表現の擬音語、「のろのろ」、「ぐずぐず」のような状態を表す擬態語がある⑤一人称だけで「私・わたくし・僕・自分・手前・小生・うち・わし」などがある。

5.音節が少ない。➀清音(はひふへほ)②濁音(ガ、ザ、ダ、バ)③半濁音(ぱぴぷぺぽ)④拗音(ひゃひゅひょ)⑤撥音(リンゴ、ランプ)⑥促音(こっか)など。
 普段は全く意識をしないで使っている日本語ですが、この機会に改めてその素晴らしさに気付いていただくと、今後は親しみを込めて感謝を込めて、話すようになれるのでないかと思います。
 
 もう一点加えたいのは、日本では平安時代にすでに多くの文学作品が書かれていました。これは世界に誇れる文化です。その時代から繋がる日本語を私たちはしっかり継承し、美しい日本語をまもり、次世代に繋げる大事な使命があることもお互いに心に刻みましょう。
 
 
 
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