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仕事術

第154回 リバイバル!カセットプレーヤーに注目!

デジタルAVを味方に!新・仕事術

シニア世代なら、ポータブルカセットプレーヤーと言えば、ソニーの「ウォークマン」を思い出す方は多いでしょう。初代(TPS-L2)が発売されたのは1979年。技術面での革新性はもちろん、いつでもどこでも、好きな時に音楽を聴くことができるようになり、文化に影響を与えたとも言われています。

時は流れ、デジタルオーディオプレーヤーを経て、今では誰もが、スマートフォンでストリーミングサービスから音楽が聴き放題という時代。しかしそれが刺激になったのか、逆にアナログに興味を持つという動きもあります。レコードのブームの再燃は時折目に触れますが、その流れを受けてか、今度はカセットプレーヤーに注目が集まり、音質重視の製品も登場しはじめました。そこで今回は、その旗頭とも言える、中国のオーディオブランド「FIIO」の「CP13」をご紹介します。

■FIIO CP13
「FIIO」は中国の新興オーディオブランド。デジタルオーディオプレーヤーで世界的な地位を築き、勢いのあるメーカーです。提案性の高いユニークな製品もどんどんと製品化していて注目に値します。
その「FIIO」の新製品がポータブルカセットプレーヤー「CP13」。

需用の減少から、カセットテープを再生するメカ(基本的な機構)の入手は年々選択肢が少なくなっていますが、独自に高音質化のエッセンスを加え、ユニークな製品に仕上げているのがポイントです。デザインや質感もしっかりとしていて、単なる実用品としてのプレーヤーではなく、こだわりが感じられるのです。


■実際に触れて聴いてみました
製品発表の段階では、レコードブームにあやかろうとする二匹目のどじょう的な製品だと予想しましたが、実際に手にすると、質感が良く、ボタンを押した際のフィーリングも上質。単なるギミックではなく、ポータブルカセットプレーヤーやオーディオが好きな人たちが作ったモノだと直感しました。

再生対応するテープはTYPE I(ノーマルポジション)のみだったり、ドルビーNRに対応していないなど、過去にカセットテープ録音にこだわったオーディオマニアは物足りなさを感じると思いますが、それでもサウンドは堂々としていて立派。アンプ部がオーディオ機器としてしっかり作られていることや、また、イヤホンも高性能化していることもあり、昔とはまた違った雰囲気で楽しむことができました。

音楽や講座教材など、カセットテープをお持ちの方なら、聴き直してみるのも面白いでしょう。カセットテープが手元にない方もご安心を。現在、カセットテープで新譜やリマスター版をリリースするアーティストもいますので、デジタルとは別の楽しみ方をしたいなら、本機が活躍しそうです。

 

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