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マネジメント

朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2024年9月11日号)

朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳

「青色巨星」でありたい!

ジャズを題材にした「ブルージャイアント」という漫画と映画がある。
https://bluegiant-movie.jp/#modal

このBLUE GIANTの語源は「青色巨星(せいしょくきょせい)」。

青色巨星というのは、あまりにも熱すぎる恒星で、赤色を通り越して青白く見える星のこと。

太陽の数倍以上の質量を持つが、エネルギーの放出速度が速いため寿命は短く、誕生から数千万年ほどで超新星爆発を起こすそうだ。

宇宙の営みの中では超短寿命な人間にも通じるが、イメージ的には、表面的に態度が大きく、かつ大声なタイプではなく、一見静のように見えて、内面で燃え滾(たぎ)る炎は青白く、超強烈なタイプを想像する。

言い換えれば、「木鶏」。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E9%B6%8F

臥龍も、コンサルティングスタイルを「北風」から「太陽」、「太陽」から「木鶏」へと進化させてきた。

たまに同行したコンサルタントが、「臥龍先生、顧問先でほとんどしゃべりませんね!」と驚く。

「木鶏」スタイルの究極は、「おはよう」と「来月まで顔晴ってね」の二言だけで良い会社に導けること。

この先は、「木鶏」から「菩薩」に進化したいと思っている。

「菩薩」スタイルの究極は、訪問しなくて、祈っているだけで良い会社に導けること。

かなり出来つつあるが、もっと大事なことは、その会社のTPOに合わせて、「北風」「太陽」「木鶏」「菩薩」を演じ分けれる幅の広さだと思っている。

そして、「北風」「太陽」「木鶏」「菩薩」のスタイルを問わず、内面で燃えている炎は同じだ。

(ここから)

「臥龍の消えずの火」

23歳の時に、司馬遼太郎先生の「竜馬がゆく」を読み感動、1年半かけて「志・人生観・習慣力の柱」を確立します。その間、経営コンサルタントの仕事を天職と定め、その志事を通じて、「日本の心の文化復興」という志を遂げることを決意します。

35歳の時に、家を建てることで親孝行しようとしますが、母は泣いて止め、「お前は未来にお返ししなさい」と言ってくれました。「未来さん」は何処と探すうちに、インドの詩人タゴールの「子どもは未来からの使者である」という言葉に出会い、社会活動の全てを「子ども達のために!」と定めます。

同時期に訪れた台湾で、生涯の師・後藤新平先生の足跡に触れ、「内在潜在力」を引き出すコーチングに目覚めます。後藤新平先生の明言、「財を遺すは下、事業を遺すは中、人を遺すは上なり。されど財なくんば事業保ちがたく、事業なくんば人育ちがたし」から「人本主義」の思想が生まれ、「国を治めることの原点は、国民一人ひとりが自分を治めること」から「人生経営の社長」という共育指針が誕生しました。

(ここまで)

Q1.あなたが目指すリーダーシップスタイルのテーマは、明確ですか?

Q2.あなたの内面で燃え続ける「消えずの火」は、何ですか?
「消えずの火」とは⇒ https://koboji.jp/info/kiezunohi

ニャチャン(ベトナム)より愛を込めて。臥龍


「心理的盲点:スコトーマ」の一考察

小池修さんが警告する「心理的盲点:スコトーマ」、「今、自分が見ている世界は、自分が都合の良いように切り取った世界。思い込みがあると、目の前にある真実が全く見えないこともある」は、本当によくある。

リーダー研修の受講者で、「自分は納得できないことはやらない」と言う方がいる。

これが「合理的な納得性」であれば何の問題もない。

しかし、冷静に観察してみると、意外に「好き、嫌い」で「やる、やらない」を先に決めていて、「やらない理由」を実にそれっぽい理由(合理的に見える言い訳)で語っているケースも多い。

怖いのは、本人自身が、「好き、嫌い」で決めている自我から目を逸らせることで、中々「心理的盲点:スコトーマ」に気づかないことだ。

また経営においては、「納得できなくてもやらないといけないこと」は、まま生じるものだ。

責任を背負った船長が「勘」で決断するように、ベンチャー企業の成長期におけるトップ判断は、(市場要求に応えるために)「朝令暮改」のケースも多々ある。

ここに素直に反応する人財でないと、ベンチャー企業の幹部は務まらない。

「好き、嫌い」で「やる、やらない」を先に決めていて、「やらない理由」を実にそれっぽい理由(合理的に見える言い訳)で語るリーダーは、部下・後輩がそれを真似することで、幹部人財への道を閉ざすことになることに、意外に気が付いていない。

これも「心理的盲点:スコトーマ」の一つだ。

ニャチャン(ベトナム)より愛を込めて。臥龍


「それは、一人になってもやり続けるものか?」

ニャチャンでは、信号がある交差点は少ない。

横断歩道で歩行者が渡っていても、車やバイクが止まる習慣はない。

でも「阿吽の呼吸」基準はある。

跳ねたくて運転している奴はいない、跳ねられたくて横断している奴はいない。

この「阿吽の呼吸」で、臥龍も横断していく。

ちょっと乱暴な言い方だけど、目的地に着く時間は、(たくさん信号機がある環境よりも)歩行者もバイクも乗用車も早い。

戦後の復興期が過ぎて、日本の経営には、たくさんの信号機付き横断路が出来た。

たしかにミスは少なくなったが、引き換えに、「ベンチャースピード」を失った。

「継続は力なり」

継続力があるものは、大体成功する。

Q.貴社においては、「諦めないためのルール」はございますか?

A. 臥龍には、以下の四つのセルフチェックポイントがあります。

1.社会に善なるものか?

2.私利私欲はないか?

3.魂がワクワクするものか?

4.一人になってもやり続けるものか?

四つのチェックポイントでYESだから、何を始めても10年以上続いている。

結果、失敗は存在しない。

ニャチャン(ベトナム)より愛を込めて。臥龍

PS.以下も四つのチェックポイントに叶ったものです。

■年内は入会金が無料です!
「10歳で人生経営の社長就任
30歳で企業経営の社長就任
50歳で起業経営の社長就任」という「20年前倒し育成法」を実践し、圧倒的に高い人財育成力で「人が輝く勝ち組企業」に成る「教育維新」の同志企業の集まりが「二十の会」です。「二十の会」会員さま限定で、各種のサービスをご提供していきます。1000社の同志が実践すれば、日本の希望となる「令和・教育維新」が生まれます。一緒に日本の希望に成っちゃいましょう!
2024年12月末までにご入会の企業さまは、入会金無料です。
★詳細は⇒ https://www.jmca.jp/semi/S24180A


「このステーキを焼いたコックさんを呼んで来てんか」

人間の人格、会社の社格、政治の政治格は、強き者ではなく、弱き者に対した時に「本音」が出る。

人間であれば、お金をいただく立場ではなく、支払う立場のときに出る。

会社であれば、対お客様ではなく、仕入先、下請け先に対したときに出る。

パートナー扱いしているのか?

搾り取る先にしているのか?

そう見ると、企業規模は大きくても、まったく尊敬できない企業は、結構多い。

岡山県総社市の片岡聡一市長の政治理念「政治は一人では生きつらい弱者を守るためにある」からは、本当に高い政治格を感じた。
https://www.homes.co.jp/cont/press/rent/rent_01075/

個人的には、以下のマイルーティンを大事にしたいと思っている。

臥龍のマイルーティンの40.お金を使う立場だからこそ、感謝の気配りである「気い悪うせんといてや」、10代、20代への礼節である「高倉と申します」のように、第三者が自然と紹介したくなるような「慈愛」のエピソードが生まれる作法。

★松下幸之助翁のエピソード
当事者、のちに甲南学園理事長を務める小川守正氏によると、自身を含む6人の(松下電器の)新任役員の昇進を祝う、フランス料理店での内輪での会食の場だった。メインのステーキが出たあと、和やかな場に緊張が走った。

「小川君、このステーキを焼いたコックさんを呼んで来てんか、マネージャーと違うで、コックさんやで」と幸之助から声が掛かったのだ。小川氏が幸之助の皿を見ると半分残っている。(これはクレームだ、「相談役もお客になると厳しい人やな」と思うと同時に、せっかくの楽しい雰囲気に「そこまで言わんでも」)と小川氏は思ったという。

コックは飛んできた。「何か不都合がございましたか」と恐る恐る言った。相手が松下幸之助なのは重々承知している。幸之助はこう言った。「このステーキあんたがせっかく焼いてくれたけど半分残すわ。まずいんと違うんやで、おいしいんやけど、私はもう80歳なんで、全部よう食べんのや。気い悪うせんといてや」。ここまで★

臥龍が、同席者やコックの立場であれば泣く。

現場の人の気持ちをここまで慮(おもんばか)る幸之助翁のために、全力を尽くそうという思いの結集が、松下電器を発展させたと思う。

Q.社長、あなたは、現場を泣かせるような人格が、自然と湧き出てくるマイルーティン(習慣力)をお持ちですか?

ニャチャン(ベトナム)より愛を込めて。臥龍


「このミッションのKPIは?」

「夢:Dreamではなく、計画:Planを追え」(臥龍)

20代で家を持ちたいという夢を持つ者は多い。

しかし「計画」しないと実現しない。

・通勤圏内での50坪の土地価格を調べる。
・上物で政府補助が付くものを調べる。
・その合計金額を押さえ、家を建てるには自己資金が幾ら要るかを銀行に行って確認する。
・自己資金を貯めるための月次と賞与での貯蓄計画を立て、実行する。
⇒臥龍は28歳で、一戸建ての我が家を建てた。

30代で本を出したいという夢を持つ者は多い。

しかし「計画」しないと実現しない。

・売れている本の共通項を書き出す。
・売れている本の共通項を押さえた「読者想定、タイトル、前書き、目次」という出版企画をまとめる。
・この企画に近いジャンルを得意とする出版社に持ち込み、意見を聞く。
⇒臥龍は、今までに12冊の出版を行った。

「指示命令では、ゴールとKPIを確認すること」(臥龍)

いつまでに、どのレベルまで達成するかのゴールを示しても、KPIがずれていると、ゴールインはおぼつかない。

KPI=Key Performance Indicator=ボーリングのセンターピン

センターピンを外してストライクは取れない。

家を建てる場合のKPIは、「自己資金を貯めるための月次と賞与での貯蓄計画の立案と実行」。

出版の場合のKPIは、「出版社への企画持ち込み件数」。

指示命令を出したときには、「このミッションのKPIは?」と聞こう。

相手が的確なKPIを回答するまで、質問を続けよう。

ここを外すと、ミッションの達成率はぐんと下がってしまう。

ニャチャン(ベトナム)より愛を込めて。臥龍


「自分との約束不履行の怖さを知ろう!」

自分との約束を守ってくれない人は信用できない。

同様に、自分との約束を守ってくれない自分は信用できない。

自分を信用すると書いて、「自信」と読み、別の言葉で「自己肯定感」と言う。

他人との約束は見えやすい。

半面、自分との約束は見え難いので、ついつい破りがちだ。

自分との約束を2割守ってくれない人は信用できない。

場合によっては、1個の約束不履行でも、信用できなくなったことはないだろうか?

これは自分との約束でも同様だと知ろう。

ここでいう「自分」とは「自分の潜在意識」だから、潜在意識に「信用できない奴」と刻まれてしまう。

これが著しく「自信」や「自己肯定感」の低下を生む。

自分との約束不履行の怖さを知ろう!

怖さを知った臥龍は、自分との48の約束を公開し、「有言実行」の状態にしている。

貴社でも、「自分との約束公開制度」を設け、結果的に、「自信」や「自己肯定感」が上がる社風にしよう!

ニャチャン(ベトナム)より愛を込めて。臥龍


「お約束が大事、それがブランディング」

ベトナムから夜行便にて無事に帰国。

ベトナム滞在ホテル、とても快適、オーシャンビュー、リビングとベッドルームが別、トイレも2室、ラウンジとジムは24時間開放、朝夕食無料、でも何か一つ足りない。

そうウォッシュレット。

帰国便はANA、搭乗時点で半分帰国の気分。

トイレがウォッシュレット。

「お約束が大事、それがブランディング」(臥龍)

Q1.貴社に対してお客様が「期待しているお約束、絶対に外してはならないお約束」は何ですか?

Q2.貴方に対して上司・部下・同僚・お客様が「期待しているお約束、絶対に外してはならないお約束」は何ですか?

東京より愛を込めて。臥龍


「やりたいと言える自由があるのはいいこと」

ベトナムから帰国し、今話題の自民党総裁選に関して、以下の炎上記事のニュースを見た。
https://38news.jp/economy/29390

炎上ポイントが、「政策・国家観は良いが付き合いが悪い」だそうだ。

仮に、次期社長を投票で選んだら、従業員は誰を選ぶでしょうか?

実際に投票で選んでいる会社もある。

店長候補が、「自分が店長になれば、こういう店を創る」というプレゼンテーションを行い、店長を投票で選んでいる会社もある。

そのとき「付き合いが良い」という人気投票になるだろうか?

聞くところ、やはり成果を出すリーダーを選ぶようだ。

「やりたい」と言える自由、「選ぶ」自由があることは貴重だ。

世界を見渡せば、「自由」は当たり前でないことが分かる。

東京より愛を込めて。臥龍


「商品を売る前に会社を売れ、会社を売る前に自分を売れ」

昨日、ある顧問先での営業会議。

まったく新しい経営者向け商品の販売状況を確認したところ、思ったよりも低調。

現状、一番売っていたのは、保険が本業の社外の協力者。

この会社は業界でも有名な、優秀成績の代理店。

明らかになったのは、今まで「商品力×行動力=成果」だったこと。

「商品力」があったからだ。

行動力=面談回数で、「あなたが言うなら買うよ!」という自分売りが出来ていなかったのだ。

臥龍は、二十代の営業マン時代、「商品を売る前に会社を売れ、会社を売る前に自分を売れ」を信条とした。

コンサルタント会社にも関わらず、最初に担当させられたのが、ビジネス手帳の販売だった。

後日分かったことは、このビジネス手帳販売を経てコンサルタントになった者の方が、独立後、コンサルタントとしての実績が良かったことだ。

最初からコンサルタントで入社した者は、「会社の看板」があるから売れていたケースも多い。

臥龍が、経営者から「あなたが言うなら買うよ!」の関係が創れたのは、「経営者の孤独に寄り添う」気持ちで面談していたからだと想像する。

Q.あなたは、「商品を売る前に会社を売れ、会社を売る前に自分を売れ」が実践出来ていますか?

宇都宮より愛を込めて。臥龍

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