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第59話 成長課題 管理職の部下育成術(59)

“出来る”管理職の条件

あなたの会社の管理職は「部下を“連携思考”で業務と数字のつながりを理解させる」ことが出来ていますか?

業績・成果を上げ続ける“強い会社”を創るためには社員一人ひとりを『自ら考え行動し“より良い結果を出す”ことが出来る人』すなわち『部門経営者(自創の人)』に育成し続ける必要があります。

『部門経営者(自創の人)』の定義として「自らが、計画を立て、チェックし、改善し、その目標の達成に責任を持つ」ことが出来る人を“人財”と位置づけております。

新しく自創経営による人財育成の仕組みに取り組む会社に訪問し、遭遇するのが年間や月間、そして週間目標を達成するための各計画を策定する中で「ポスティングを行います」「DMを作成します」「伝票を入力します」と、TO DOリストのような単一行動でしか仕事が書けない(言えない)社員が増えている実感があります。

これでは、高い目標を達成することは厳しく昨対割れの数字になる可能性ばかりが高まります。

人の育成責任を果たすべき管理職は
「その業務を行うことによってどのような結果に、どれだけつながるのか?」
もしくは
「その業務はどの部署の業務と結びついているのか?」
と、部下や後輩に業務のつながりを聴くことによって理解度合いを確かめつつも“連携思考”で考えさせることが出来るように成る必要があります。

そして、最終的に
「どうすれば、どう成って次にどうすれば、どう成って

・売上向上
・経費節減
・各利益増

と、損益計算書のどの数字に業務がつながっているのか?」

との“連携思考”で、業務と数字のつながりを養うことが出来るように成ることが重要です。

社員一人ひとりが、よりワクワク働きよりイキイキと過ごすことが出来る人財育成の仕組みである自創経営ではチャレンジシートとランクUPノートを活用して数字を上げる喜びを共に味わう仕組みとなっています。

社長の想いを実現するために業績を上げ続ける責任と部下・後輩を育成する責任を果たすべき管理職は部下と定期的に成長対話を行い部下の“連携思考”を養い業務と数字がつながる育成が出来るようになることが重要です。

≪数字が人を成長させる≫

今月より人財育成の仕組みの全体像を構築できる『第20期自創経営塾』が開講します。

また、業績を向上し続けるために業務と数字のつながりを理解した人の育成が出来る管理職を養成する『管理職養成講座』はお陰様で大盛況で、この秋にも第17期秋季コースが開講致します。

そして、社員一人ひとりの“連携思考”を養うことが出来る『夢実現ランクアップキット』も大好評で増刷状態です。

人生も仕事も愉しく出来る人として“連携思考”で数字を上げる喜びを部下と共に味わうことが出来る管理職の育成に全力を尽くしてまいります。

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