仕事をしていても、あるいはスポーツで練習をしていても効率のいい時間を過ごせる時と過ごせない時があります。
これは一体何が影響しているのか。
それは仕事や練習に対しての思いが日々変化していて、「楽しい」と思えると効率が上がり、「やりたくない」と思うと効率が下がるようになっているのです。
この例を証明する面白いお話があるのでご紹介いたしましょう。
Aさんは最近、いろいろな理由で仕事にモチベーションを感じることができませんでした。
そして当然、仕事のみならず、プライベートでもうまくいかなくなり自分自身の能力に対しても疑問を持ち始めていました。
そんな時、気晴らしへと仲間と共にゴルフに行くことになりました。
久しぶりのゴルフ。楽しみにしていたのですが、当日は何と大雨でした。折角、楽しみにしていたのに、諦めなければならないような天気です。Aさんは天気を調べました。雨雲の動きを見て、みると、ゴルフ場を変えれば、何とか大雨にはならずにプレイできそうな場所があることが分かりました。
早速、そのゴルフコースに連絡をしてみると、キャンセルが出ていて予約することができました。Aさんの読みは見事に当たり、大雨にはならず、楽しみにしていたゴルフを問題なくプレーできました。
このクリエイティビティーすごいと思いませんか?このぐらい仕事を柔軟に、そしてクリエイティブにできたら。。。
さて、今回の例と仕事との違いは、もちろん「モチベーション」です。
楽しいと捉えてやるか?嫌なことと思ってやるのか?では同じ能力を持った人でも全くパフォーマンス能力が変わります。
この例からも分かりますように、仕事に対してなかなかモチベーションが上がらない人は、まず嫌なことばかりに目を向けず、楽しい部分を探してみるのです。すると仕事に対しての感じ方が変わります。感じ方さえ変われば、もう解決したようなものです。そして楽しいと思える様に考えると今回の例の様に自分の持っている能力を発揮できるようになるのです。
自分の能力をアップさせるには外からの知識やハウツーばかりでなく、自分が楽しいと思える要素を探しモチベーションを上げることが一番大事なのです。
ハウツーやスキルは後からでも学べるのです。