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第20号 「成功者に近づく人 VS 成功者から逃げる人」

米国スポーツ・ビジネスに学ぶ心理学

達成者はとにかく前向きな人から常に新しい事を学ぼうとします。

特に自分の職業とは違った人達には興味を示します。
なぜなら相手が自分の知らない事を知っている可能性が高いからでしょう。

これに対して失敗する人は決して成功者に近づいたり何かを学ぼうとはしません。
自分より何かが長けている人間からは距離をとろうとします。なぜなら知らない事が恥ずかしい事であると
信じており、自分の知らない未知の相手の中には決して入っていこうとはしません。

また日常の会話の中でも相手から何かを学ぶという姿勢はなく、その代わりに自分は賢く愚かでないことを
一生懸命アピールしようとします。ですから、相手から何かを学ぶ場は決して居心地のいい場にはならないのです。

そのような居心地の悪い場所に行くよりかは、失敗する人の中で人に説教をしたり、腐敗した政治の話を何時間もし、
この世の不平不満の話をし、この世のアンフェアーを嘆くなど、これらの話題で何時間でも盛り上がるのです。
もちろん話の終わりには何の結論や生産性のある答えはなく、誰も何の行動に移すことのない話で終わります。

そして失敗する人は決して相手を認めることをしません。
成功している人を見ると必ず、"何か悪いことをしている、運がよくたまたま、親のコネか何かで、人を裏切ったり
騙したりしてるんだろ、"という解釈し自分の置かれている状況は流れ上仕方がないことであると自身を
正当化をしようとします。

そして自分の現状は機会がなかった、運が悪い、自分は正直すぎる、親が悪い、教育が悪い、経済が悪い、
学歴がない、男だから、女だから、お金がすべてだと思いたくない、などと様々な言い訳を言ってのけるのです。

このようなメンタリティーを持っている失敗する人はその居心地のいい場所を捨てて、わざわざプレッシャーの
かかる位置に自分の身を置こうとはしません。
自分が居心地のいい場所にい続けるということは変化が生まれないことを確定的な事とします。

自分が慣れ親しんだ場所にい続けた結果が今の自分があるわけですから当然、今後も同じ結果が待っています。

これに対し達成者はとにかく貪欲です。
たとえ全く接点のないビジネスをしている相手でも興味を示します。
私の経験からすると、接点がないビジネスをしている相手ほど興味を示し、色々なことを聞き出し、普段自分達が
マンネリ化している発想などを見直す機会に使っているように見えます。

ですから学ぼうとする達成者は更に学ぶことになり更に結果豊かになる、それに対し機会を自ら遮断しそれを
正当化するフェラーは更に学びの機会を自ら失い結果両者の差は更にひらいていってしまうのです。

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