menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

税務・会計

第13回 売りモノの商品力が強く、高くても買ってもらえる

強い決算書の会社はココが違う!

「強い決算書の会社はココが違う!」ワンポイント音声講座

↑音声講座は上記を再生ください↑

 

 

今回のキーワード「主力の売上総利益率が高いか」

 事業には、さまざまな面での主力があります。
主力商品・サービス、主力得意先、主力店舗などです。いわゆる稼ぎ頭であり、野球でいうところの四番バッターです。
強い決算書の会社はやはり、主力の稼ぐ力が強いです。

例えば、売上別に商品を並び替えた時、上位5位までの商品の売上総利益率が他商品よりも高ければ、全体の売上総利益率を底上げしてくれます。
しかし逆に、上位5位までの商品の売上総利益率が他商品よりも低ければ、売上ボリュームが大きいがゆえに、全体の売上総利益率を押し下げてしまいます。
売上は大きいけれども、大きく稼ぐことには貢献していない、ということになります。
商品・サービス、得意先、店舗など、自社で考えられる切り口から、上位5位までの稼ぐ力を把握するのです。

主力となる上位に稼ぐ力があるなら、その要因を明確にし、さらに伸ばすにはどうすればいいのか、その要因を他に転用するにはどうすればいいのか、を考えて実行することです。逆に、上位に稼ぐ力が不足しているならば、何を修復すればいいのかです。
 売上総利益は、商品力です。全社の稼ぐ力を高めるには、主力の稼ぐ力である商品力=売上総利益率を高めることに、注力し続けてほしいのです。

第12回 月次決算が10日以内にでき、経営幹部間で共有している会社前のページ

第14回 回収条件を契約前にはっきり伝えて、早く売上回収している次のページ

関連セミナー・商品

  1. 持たざる経営

    持たざる経営

  2. 井上和弘の「経営緊急7大インフレ対策」セミナー収録

    音声・映像

    井上和弘の「経営緊急7大インフレ対策」セミナー収録

  3. お金が残る決算書「100の打ち手」

    音声・映像

    お金が残る決算書「100の打ち手」

関連記事

  1. 第16回 中小企業の優遇税制を活用している

  2. 第37回 固定費を下げて損益分岐点を下げておきなさい

  3. 第32回 売上回収期間が長い会社ほど、危機発生時に多くの資金が必要になります

最新の経営コラム

  1. 朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2024年11月20日号)

  2. 第七十八話 展示会後のフォローで差をつける「工場見学の仕組みづくり」

  3. 第219話 少人数私募債の相続対策

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. 教養

    第24回 『100万人の心を揺さぶる感動のつくり方』(著:平野秀典)
  2. 戦略・戦術

    第155号 1兆113億円
  3. 戦略・戦術

    第一話 お客視点とは!
  4. 社長業

    Vol.153 年末年始の過ごし方「無所属の時間」
  5. 戦略・戦術

    第252号 海外販路開拓ツアー「プノンペン&バンコク」
keyboard_arrow_up