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税務・会計

第13回 売りモノの商品力が強く、高くても買ってもらえる

強い決算書の会社はココが違う!

今回のワンポイント講座(5分14秒)

今回のキーワード「主力の売上総利益率が高いか」

 事業には、さまざまな面での主力があります。
主力商品・サービス、主力得意先、主力店舗などです。いわゆる稼ぎ頭であり、野球でいうところの四番バッターです。
強い決算書の会社はやはり、主力の稼ぐ力が強いです。

例えば、売上別に商品を並び替えた時、上位5位までの商品の売上総利益率が他商品よりも高ければ、全体の売上総利益率を底上げしてくれます。
しかし逆に、上位5位までの商品の売上総利益率が他商品よりも低ければ、売上ボリュームが大きいがゆえに、全体の売上総利益率を押し下げてしまいます。
売上は大きいけれども、大きく稼ぐことには貢献していない、ということになります。
商品・サービス、得意先、店舗など、自社で考えられる切り口から、上位5位までの稼ぐ力を把握するのです。

主力となる上位に稼ぐ力があるなら、その要因を明確にし、さらに伸ばすにはどうすればいいのか、その要因を他に転用するにはどうすればいいのか、を考えて実行することです。逆に、上位に稼ぐ力が不足しているならば、何を修復すればいいのかです。
 売上総利益は、商品力です。全社の稼ぐ力を高めるには、主力の稼ぐ力である商品力=売上総利益率を高めることに、注力し続けてほしいのです。

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