menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

社員教育・営業

第55回 「研修で学んだ事を定着させるために」

デキル社員に育てる! 社員教育の決め手

「魅力ある電話応対とは」
◆「研修で学んだ事を定着させるために」◆

 

電話応対研修に限らず、社内外の研修を通じて学んだ事を定着させるためには、会社と研修を受けた社員の協力関係が必要です。
 
「研修参加の結果を数字につなげる」ことが共通目的となります。研修を受けた後には、モチベーションが高まっているはずですから、熱の冷めないうちに定着させるための細かな必要項目リストを作ります。できれば、会社の方針を再確認させるためにも、自身に作らせるのが効果的です。
 
たとえば、
1、明るくさわやかな第一声の継続
2、相手に名前で呼びかけて、挨拶をする
(「○○様、いつもお電話をいただきありがとうございます」など)
3、笑顔の継続
4、口の開閉を常に意識して話す
5、相手に語りかけるような話し方の継続などです。
 
「継続」が「定着」になるまで時間がかかります。しかし定着してしまえば、実践することも当たり前になるのです。ですので、責任を持って作らせた必要項目リストは直属の上司に提出させます。今週は「1」が必ずできるようにするというチェックを、次週は「2」のチェックを、その次の週は「1」と「2」のチェックを…のようなできるまでの期日も伝えます。期日を伝えることが目標を明確にさせて、創意工夫にもつながります。
 
このメリットは「自分の良いところを見てください」というメッセージにもなるのです。すなわち評価や査定のプラスポイントの提供とも同じです。自分のスキルのためが会社のためとなり、ひいては社会のためと、プラスのスパイラルを描くことが可能です。
 
社員の方々は、期日を節目に自分への小さなご褒美作戦を加えてみてもいいですね。自分の好きなものをご褒美として、できた自分にプレゼントする。楽しみながら能力も向上できる
とやり方のひとつです。

第54回 「電話応対と気配り」前のページ

第56回 「コールセンターでの電話応対の基本」次のページ

JMCAおすすめ商品・サービスopen_in_new

関連記事

  1. 第72回「話の聞き方」(よく聞いたからこそ湧く質問)

  2. 第120回 コミュニケーション上手になる仕事の進め方41「教えながら学ぶ」

  3. 第117回 コミュニケーション上手になる仕事の進め方38 今のお客様の顧客ロイヤルティを上げる

最新の経営コラム

  1. 第50講 カスタマーハラスメント対策の実務策㊲『出るところに出る!』第2部

  2. 「展示会の見せ方・次の見どころ」(2025年12月)

  3. 朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2025年12月10日号)

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. 人事・労務

    第132話 今年の春季労使交渉と夏季賞与の動向
  2. 戦略・戦術

    第7回 続・どうしたら、変わり続けられるのか? ~企業訪問先で得た継続のヒント2...
  3. キーワード

    第79回 リアルと実店舗が補完し合い、顧客満足を高める「オーマイグラス」
  4. 戦略・戦術

    第8話  「資金不足対策」
  5. 人間学・古典

    第10講 「言志四録その10」寝に就く時、懐を空虚にし、夜気を養うべし。
keyboard_arrow_up