menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

税務・会計

第12回 月次決算が10日以内にでき、経営幹部間で共有している会社

強い決算書の会社はココが違う!

「強い決算書の会社はココが違う!」ワンポイント音声講座

↑音声講座は上記を再生ください↑

 

 

今回のキーワード「月次決算」

 月次決算をうまく活用している会社は、毎月10日以内に月次資料が完成しています。なかには、毎月1日にできています、という会社もあります。
細かな数字面では多少の修正がその後に入るものの、速報値としては十分なデータです。早く月次決算を仕上げて経営幹部同士で共有し、課題を早期に発見して、すぐに対策を実施することができます。

 逆に、毎月20日以内にならないと月次決算が締まらない、という会社もあります。それでは、打つ手が遅れます。月次決算が早いか遅いかだけで、ライバルとの大きな差がついてくるのです。

月次決算が遅い会社の経理担当者には、特徴があります。
1)棚卸が遅い、給与が締まらない、請求書が遅い、等など、ネックとなる要素があるから無理、と思い込んでいる。
2)速報値で不完全な月次決算資料を作成しても、さらに修正が入るなら二度手
間になる、と思い込んでいる。

 概ね、この2点のどちらかです。つまり、経理担当に問題がある場合が多いです。既存の考え方を改め、ネックとなる要素を解決した会社は、たくさんあります。経営者が求めているのは、早い月次決算であることを理解した経理担当も多くいました。たとえ今は遅くとも、10日以内の月次決算に改善することは、どの会社でもできることなのです。

第11回 必要なキャッシュを確保した資金計画が整っている会社前のページ

第13回 売りモノの商品力が強く、高くても買ってもらえる次のページ

関連セミナー・商品

  1. 事業承継「大型退職金と成功する株式承継の実務」

    セミナー

    事業承継「大型退職金と成功する株式承継の実務」

  2. 社長の決算書の見方・読み方・磨き方

    社長の決算書の見方・読み方・磨き方

  3. 井上和弘の「経営緊急7大インフレ対策」セミナー収録

    音声・映像

    井上和弘の「経営緊急7大インフレ対策」セミナー収録

関連記事

  1. 第12回 
    店長とは2年のつきあい、銀行とは一生のつきあい、と考えなさい!

  2. 第1回 
    個人保証を外す交渉をしなさい!

  3. 第12回 
    高額退職金をもらっても株価が下がらない場合は、どうすればいいのか!~その② 種類株式の活用を、ご存知ですか?~

最新の経営コラム

  1. 朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2024年5月1日号) 

  2. 第59回「始まりと終わり」

  3. 「日本版」はどう進展するのか?

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. ビジネス見聞録

    「展示会の見せ方・次の見どころ」(2023年10月)
  2. 統計データを経営に活かす 岩崎邦彦

    ビジネス見聞録

    統計データを経営に活かす 第1回「アタマ」と「ココロ」のバランス
  3. 経済・株式・資産

    第118話 最悪の局面を脱却しつつある中国経済
  4. 社長業

    第4回 「時代に合わせて進化するということ」
  5. マネジメント

    第26回 『リーダーには、ネアカが多い』
keyboard_arrow_up