「強い決算書の会社はココが違う!」ワンポイント音声講座
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今回のキーワード「中期経営計画は、損益計画だけではない」
中期経営計画を立てている中小企業はたくさんあります。
しかし、その中身が損益計算書だけになっている、というケースをよく見かけるのです。
3年後の売上高はいくらで、経常利益はその何%でこの金額です、というものです。それはそれで必要です。
しかし、その裏付けとなるのは、会社の財務である貸借対照表です。
その売上高を達成するために、
どのような設備投資をし、そのための資金調達をどうするのか。
自己資金でどれだけまかなうのか、銀行借り入れをどの程度するのか。
損益計画よりも、中期経営計画で大切なのは、貸借対照表の計画なのです。
メーカー以外なら、商品(新たな商品・サービス)の企画開発や必要な人材確保へ向けての投資もあります。
そのためには必ず、それなりのお金が必要になります。
業種・業態によって、先を見据えた投資計画は異なるのです。