ガルシアへの手紙/amazonへ
あの世界的ベストセラー『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』の中で
推薦されていることでも有名。
既に読まれた方も多いのではないでしょうか。
今回の復刻に際しては、物語の主人公であるローワン自身が著した手記
「ガルシアへの手紙を、いかに届けたか」も収録した"完全版"となっているのが
大きな特徴。
特に『ガルシアへの手紙』が実際にどのように運ばれたのかが
気になっていた旧来のファンには、待望の一冊といえます。
また、初めて知った方は、とりあえず、すぐに読んでみることを
オススメします。
『ガルシアへの手紙』の本編(第一章)だけならば、
その気になれば、昼休みに十分読めてしまうはずです。
そして、
「なぜこの本が、時を越えて世界で1億人もに読まれてきたのか?」
ということを、少しでいいので考えてみていただければ幸いです。
それだけでも本書を読む価値があります。
著者のエルバート・ハバード自身が経営者ということもあって、
特にリーダーや経営者には一層響く内容かと思います。
巻末には、付録としてハバートの名言集もあり、
解説、ローワンの手記とともに、
『ガルシアへの手紙』への理解を深めてくれます。
名著復活にふさわしい充実ぶりが嬉しいところです。
成功する人とは?
成長する人とは?
世の中に求められる人とは?
この機会にぜひ不朽の名作を味わってみてください。
尚、本書を読む際に、おすすめの音楽は
『ベートーヴェン:四大ピアノ・ソナタ集』
(演奏:ヴィルヘルム・バックハウス)
です。
ベートーヴェンの名曲、バックハウスの名演、
『ガルシアへの手紙』同様、長く世に残り、語り継がれるものです。
合せてお楽しみいただければ幸いです。
では、また次回。