menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

マネジメント

市場・潜在顧客と“見えざる契約”を交わそう!

朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳

■「企業力一万点」の方程式

臥龍は、企業力の方程式を以下のようにシンプルに捉えています。

「社風人財力」×「業態差別化力」=「企業力」

 

Q.社長さま、自社を評価したら何点でしょうか?

満点であれば、「100」×「100」=「1万点」です。

 

臥龍のクライアントは、2代目、3代目、4代目の方が多いです。悩みは、「マンネリ化した社風と人財育成力」、「成熟産業の中での差別化力不足」です。逆にいえば、これをプラスに変えれば、ベンチャー企業のような活力を持ちます。

 

その活力を、「第二創業、第三創業」と呼んでいます。

事例⇒  https://www.e-garyu.com/jitsurei/index.html

 

以下の講座の中でも、「企業力一万点」の方程式と事例をご紹介します。

 

 

■「業態開発」はトップの仕事

「成熟産業の中での差別化開発」は、別名「業態開発」です。

 

貴社は、業界という森、業種という林の中にすっくと立つ一本の「木」です。

 

他の木々と見た目が変らないと、お客様は貴社を選ぶ理由が持てません。

 

「業態開発」をすることで、貴社は、お客様から見たときに、「選ぶべき理由が明確な一本の木」になります。

 

「業態開発」はトップの仕事です。それをするために、内部を任せる人財を育成し、社外に学びに行くのです。いくら勉強熱心なトップであったとしても、ここ10年、貴社の業態がまったく変わっていないのであれば、それは「死に金投資」といっても言い過ぎではないでしょう。

 

3月29日開催の公開講座が、「活き金投資」の場になるように準備をしていますが、一人ゲスト講師をお呼びします。11年前に「福祉介護業界」に参入し、昨年の10周年に100店舗を達成したリハプライムの小池修社長です。

 

当日ご紹介しますが、創業時に臥龍は、小池さんに「10年100店舗」という目標を掲げていただきました。何故なら、開発した「業態の力」は、市場・顧客から「10年で100店舗」選ばれる理由を持っていたからです。

 

こういう予定されている未来を描くことは、経営の神様・松下幸之助翁から学びました。

 

1956(S31)年、52歳の松下幸之助氏は、松下電器5ヵ年計画を発表します。

販売額 220億円を800億円に、

従業員 11,000人を18,000人に

資本金 30億円を100億円に。

 

「やれるのですか?」という質問に、「この計画は必ず実現できる。なぜかというと、これは一般大衆の要望だからである。われわれは、大衆と“見えざる契約”をしているのである」と答えます。

 

そして5年後、

販売額 220億円から1054億円に、

従業員 11,000人から28,000人に、

資本金 30億円から150億円に、成長を遂げます。

 

大衆の要望額は、松下幸之助氏の予想を超えたものでした。

 

臥龍が、リハプライムに対し、「10年100店舗」と言ったのも、生活者との“見えざる契約”でした。社長さま、市場・潜在顧客と“見えざる契約”をしてみませんか?そのためには、「業態開発」です。

『厳愛と慈愛』であって『慈愛と厳愛』ではない前のページ

社長が社長の仕事をすれば必ず企業は発展する次のページ

関連セミナー・商品

  1. 角田識之(臥龍)の“二十の会”

    セミナー

    角田識之(臥龍)の“二十の会”

  2. 中小企業の《20年・前倒し育成法》

    音声・映像

    中小企業の《20年・前倒し育成法》

  3. 顧客との強いキズナを武器に戦う経営

    音声・映像

    顧客との強いキズナを武器に戦う経営

関連記事

  1. 朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2024年2月28日号)

  2. 朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2024年8月14日号)

  3. 朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2024年5月29日号)

最新の経営コラム

  1. 第28回 福利厚生を充実させて人員の定着化ができている

  2. 手紙を書く際に「読みやすく書く」コツとは?

  3. 第131回ラーメンの海外進出によって、第3期の成長ステージ入りも(アリアケジャパン)

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. コミュニケーション

    第186回「京都『一見さんお断り』のお店」
  2. マネジメント

    逆転の発想(7) 不器用は強い(野村克也、小川三夫)
  3. 経済・株式・資産

    第26話 破たん後に会社の資産、会社の個人資産はどうなるか?
  4. 経済・株式・資産

    第100回「コロナ禍中に準備万端整えて、いよいよ一気にグローバル企業に変貌する」...
  5. 経済・株式・資産

    第68話 中国主導のAIIBの陰の主役はアメリカだ
keyboard_arrow_up